そして20代〜40代足した数と、50代〜70代足した数は、前者の方が多いし!(4912万>4739万)
吉本隆明が亡くなった。未明に地震があり、あの震源はどこだったんだろうと思ってテレビの音声を聞いているときに、訃報を聞いた。 まあ、お年だからなと思った。糖尿病を抱えヘビースモーカーで87歳というのは大往生の部類ではないか。彼の死についてはかねて理解している以上のことはないなと思って、ぼうっとしていたら、自然に涙が出て来た。ツイッターにも吉本の死のことは書くまいと思ったが、堰を切ったように連投してしまった。 僕は吉本さんに個人的に会うことはなかった。知人が吉本さんの本の編集などをしていたので会うこともできないものでなかったけど、まあいいかと思っていた。自分が若い頃、自暴自棄になって自分の学んだことをすべて放り出したいと思ってプログラマーになって、ヴェイユのひそみもあって工場でファームウエアのアセンブラプログラムとかしているとき、吉本さんの本の、宮沢賢治に触れたところで、知識人は知性を罪責と思
昔、ひとづてにある経営者がこう評したという話を聞いた。老人ホームや介護ビジネスは仕組みとしては牧畜業だ、と。 誤解を避けるために断っておくが、これは老人を馬鹿にしているわけでも、老人ホームの経営はこう考えろというビジネス指南でもなく、ただ、ビジネスの構造が牧畜業とまったく同じであるという指摘である。 牧畜業とは一定期間、家畜を飼育したコストを、最終的に市場で売却した価格を引いた金額が利益になるという構造である。そして市場価格はそのときの相場であって、だいたい一定であるとみなせるから、どれだけ利益がでるかは、飼育するコストをいかに抑えるかで決まることになる。 老人ホームや介護の場合も顧客満足度をいくらあげようがもらえる報酬が変わるわけではないのでいかに低コストで世話を出来るかで利益がきまる。牧畜業との違いは、飼育期間が決まってないことだ。だから、出来るだけ長生きしてもらうほうがいいというのが
OPINION 資産1兆円を持った男の見た世界=桃源社の故佐佐木吉之助社長の思い出—「私の人生は貧しいものだった」 / 記事一覧 佐佐木吉之助氏(写真)が亡くなったという。バブル経済最盛期、自分の全株保有する資本金1000万円の会社「桃源社」が145の不動産を所有。その含み益が1兆円となり、米経済誌『フォーブス』の1989年調査で世界12位の富豪になった人物だ。その後に地価暴落の中で繰り返しメディアに登場。国会などでの偽証罪で刑事訴追され、ビルは全部手放した。バブルの凄さと怖さを体験した人だ。享年79歳だった。 私は晩年少し交際があったが、1月の週刊新潮の報道までその事実を知らなかった。ご冥福を祈る。 「あなたは何のために1兆円を稼いだのだ」。彼を題材にしようとしてある著名ノンフィクション作家が彼に取材を続け、こんなことを聞いたそうだ。誰でも、この疑問を彼に抱くだろう。 しかし「この
ネオニートのつくりかた:phaさんインタビュー : 辺境社会研究室 −はじめてお邪魔したんですけど、完全に熊野寮のムードです。 熊野寮とか吉田寮(編注:どちらも京大の古い学生寮)の呪縛というか、二十歳前後をああいうところで過ごすと、一生ついてまわるというか、こうなってしまうのかなと。僕自身も熊野寮が居心地良かったというのがあって、そういうのをまたやりたいなあと思ってやってるから。熊野寮に入ってなければ、ギークハウスもなかったのかなあ。 前にTumblrのdashboardかどこかに流れてきて印象に残っているのが、「パリで青春時代を過ごした人間は、その後どこで人生を過ごしても一生パリがついて回る」という言葉で(どこかの作家の言葉だったと思う)、そして誰かが「京都もそのような都市である」って言ってたんだけど、僕にとっての京都、もっと限定的に言えば京都市左京区南部あたりはまさにそんな空間で、いつ
まとめ 「不幸」の烙印を押さないで 「もしも、自分が障害のある子を授かったら」――そんな視点から読んでいただきたい乙武洋匡による連続ツイートまとめ。 168148 pv 3340 40 users 496 九曜@navagraha_@mastodon.juggler.jp @navagraha_ あー。あの、障碍児を産むことにもっと大らかにって感じのやつ。精神/発達/知的障碍者が障碍児を産み育てるってのはやはり安易に決断できることではないと思うし、スペックと環境によっては断念というのも選択肢にならざるを得ないと思う。ってこれ、「**ちゃん係」の話で書いたことと一緒だな。 九曜@navagraha_@mastodon.juggler.jp @navagraha_ 例えば乙武氏を「ニュータイプ障碍者、あるべき姿」と捉えすぎると、多分ちょっと危ないよね。彼は「身体障碍・知能正常・ある意味外向的」
山本七平bot(名言集) 一知半解さんのtogetterサイト 山本七平学のすすめ 私のホームページです。山本七平学の全体像に迫ることを目指しています。 山本七平「読者連絡会」 山本七平文献目録 ブログ「一知半解」 山本七平の思想を詳しく紹介しています。 池田信夫氏が、「脱原発という『空気』」で重要な指摘をしています。http://agora-web.jp/archives/1382641.html 「最近の原発をめぐる異常な空気は、昔どこかで見たことがあるなと思って、山本七平の『「空気」の研究』を読みなおして驚きました。この本の主題は日本軍の空気ではなく、この本の出た1970年代の日本の空気、特に公害問題をめぐる政治的な空気なのです。 当時、学生だった私にとっては、文春や産経にしか出ない山本は、マイナーな「右派知識人」でした。彼の日本軍についての詳細な分析には感心しましたが、軍を憎む彼が
PDFで読む 序章 今日の世界において、ネオリベラリズムは、支配的な思想潮流となっていると言って良いであろう。例えば、2010年に、 ” A Very Short Introduction ” シリーズから、一般的な概説書として Neoliberalism が刊行されていることからも、ネオリベラリズムが今日的問題であり、考察すべき対象であることが窺える*1。 ここで、ネオリベラリズムの意味するところを簡単に確認しておく。デヴィッド・ハーヴェイ( David Harvey )によれば、 ネオリベラリズムとは、「強力な私的所有権、 自由市場、自由貿易を特徴とする制度的枠組みの範囲内で個々人の企業活動の自由とその能力とが無制約に発揮されることによって人類の富と福利が最も増大する、と主張する政治経済的実践の理論」である*2。また、佐藤嘉幸は、次のように主張する。すなわち、「新自由主義的統治とは、古
クロエ CHLOE 2011/アメリカ・カナダ・フランス R15+ 監督:アトム・エゴヤン オリジナル脚本:アンヌ・フォンテーヌ 以前、安酒を喰らった帰りに街をぶらぶらと歩いていたら、「ちょいとちょいと、そこなお兄さん」と声をかけてくる者があって、おほっ、ついにわたしも立ちんぼに声をかけられるようになったか、おほっ、シャッチョさんみたいに金持っているように見られているのか、おほほっ、と、上機嫌で「はいはい?」と返事をしたところ、そこに立っておったのはポン引きでも街娼でもなく、紫色の特攻服を着用、金色の刺繍も勇ましいレディースの人だった。 そして、タスポを忘れたので煙草が買えぬ、かと言って近場にコンビニも無い、故に尊公のタスポを借用させてはいただけぬか。というようなことをブロークンな日本語で一方的にまくし立てられ、これを断ると木刀やメリケンサックで半殺し、挙句その武勇伝をチャンプロードの
【要約】 ・日本の物価を消費者物価指数でみると、97年以降0%で大変安定しています。 ・しかしこの年以降、日本の経済は下げ足を早めました。 ・日本の物価変動率は世界最低で中期的にマイナスですが、他の全ての国は中期的に物価上昇率はプラスです。 ・日銀が意図的に消費者物価指数を0%に押さえ込んでいることが日本経済の諸悪の根源となっています。 ある人がブログで日本の物価上昇率を見て、「近年の日本の物価はインフレでもデフレでもない状態になっている」と書いていました。 日本の消費者物価指数推移 確かに’97年以降消費者物価指数(CPI)で見た物価は0±1%にコントロールされています。 CPIを0%前後にすることが国の政策の目的のひとつだとすれば、この国は大変うまくいっていることになります。 それなのに、なぜか失業率は「物価が安定した」97年以降、4%台以上で高止まりしています。*1 この97年以降、
スクープ!ホンダ創業者本田宗一郎の長男が刑務所に入るまで 検察と全面対決、弁護士費用はなんと20億円を超えた。悪名高き検察にハメられた御曹司の「無念」 父と同じく求めた、心から信じられる「女房役」。その男に裏切られ、長きにわたる裁判闘争を強いられることになるとは。70歳目前にして刑務所に入る「長男」の葛藤を徹底取材で追った。 初めに検察のシナリオありき ホンダの創業者・本田宗一郎は世襲を良しとせず、長男の博俊(69歳)を会社に入れなかった。博俊自身も「宗一郎の息子」と見られることを嫌い、宗一郎とは距離を置いていた。ただ「車好きの血」は争えず、30歳でエンジンメーカーの無限(埼玉県朝霞市)を設立。F1で4勝するなど、モータースポーツ界で知らぬ者のない存在となった。 その本田博俊が6月末までに小菅拘置所から刑務所に移送され、受刑者となった。脱税の罪をこれから2年にわたって償う。 「本田宗一郎の
当初は夏に入る前にも復興のバトンを引き継ぐのかと見られた菅政権でしたが、場当たり的にも見える仕方で「脱原発」政策を矢継ぎ早に打ち出し続ける姿が賛否両論を呼び、これに与野党双方を巻き込む政局が絡んで、被災地を置き去りにした政治の混乱もいよいよ極まった感があります。震災当初、復興支援に対して国民みなが抱いたはずのあの結束感――もしくは「誇れる日本人」だとか、「世界一優秀な民族」だとか、今となっては口にするのも恥ずかしい類の国民性論まで沸騰させたある種の高揚感は、いったいなんだったのかと、絶望に近い諦念に打ちひしがれている方も多いのではないでしょうか。前年末に邦訳初版が刊行(原著は2009年)され、期せずして今回の不幸な震災にも逢着して版を重ねる本書は、災害発生当初にはなぜ、(“国民性”の如何にかかわらず)いかなる被災地でも互いに力をあわせあう利他的行動が自ずと発生し、そしてそのようなユートピア
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