【2月8日 AFP】南極から細長く延びた南極半島(Antarctic Peninsula)沖にあるハーフムーン島(Half Moon Island)。静けさが漂う海に形も大きさもさまざまな、白い折り紙のような氷塊が浮かんでいる。 海中では機敏な動きをみせるペンギンたちだが、島に上がればよちよち歩きだ。海では巨大なクジラたちは波間を縫うように悠然と泳ぐ姿が見られ、島ではアシカやアザラシたちがのんびりと日光浴をしている。 チリ南極研究所(INACH)のマルセロ・レッペ(Marcelo Leppe)所長によれば、支配者のいない冒険大陸南極は「地球の心臓」なのだ。 興味津々なペンギンたちが見つめる中、水温3度の海に入った観光客の男性は、「体中を刺されたみたいだ」と話した。 しかし、南米大陸に向かって延びる三日月形をしたこの半島も急速に温暖化が進んでいる。氷河融解が起こり、海流に運ばれてきた「マイク
![動画:ペンギンに見られながら泳げる島、南極半島沖のハーフムーン島](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ff6499d7e680fb4ba17aba30f8e9d0be333a0d5c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Fd%2F1000x%2Fimg_8df86dab3626aef501812b93f35f1ba2115023.jpg)