あなたの家の周りで一番多く飛んでいる鳥は何ですか? と聞かれたら、私の場合はカラスである。鳩やスズメも居るのだが、自宅の窓から見える範囲で強い存在感を放っているのはカラスだ。 以前大きなカラスが自宅のベランダの手すりに止まり、そっとカーテンを閉めようとしたところにカラスと目が合ってしまった瞬間、手すりに留まったままバサッと黒い羽を大きく広げ、くちばしをクワッと開いて「カアーッ!」と威嚇されたことがある。 至近距離とはいえ窓ガラス越しであったというのに、あんなにも精神的に効いた威嚇は初めてで、数年経っても強烈な記憶である。 頭上を飛び回っている時は恐怖のカラスだが、そんな彼らとも犬や猫のように仲良くできたら良いのに……なんて思っていたところ、『カラス飼っちゃいました』に出会った。 この本は、傷ついた飛べないカラスを保護した著者の犬養ヒロさんがカラスと共に暮らす生活を描いたコミックエッセイであ
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