沼津市のデザイン事務所「ラトーナマーケティング」が手掛けた「フルーツトイレットペーパー」がこのほど、世界一のパッケージデザインを決める「Pentawards(ペントアワード)2015」のボディー部門で、世界最優秀賞にあたるプラチナ賞を受賞した。独創的なデザインが高く評価された。 フルーツトイレットペーパーのデザインは、キウイ、イチゴ、スイカ、オレンジの4種類。同社によれば、今回、世界52カ国、1668エントリーの中からプラチナ賞を受賞したのは5作品のみで、そのうちの一つに選ばれたという。9月末にロンドンで授賞式が行われ、トロフィーと公式証明書が授与された。 同社の河原一晃社長(38)は「中小企業でもやれるということを証明できてよかった。受賞を励みにして、これからも世界に通用するデザインを手掛けていきたい」と喜びを語った。