しばしば、原発からの距離と小児白血病との相関があるとされたイギリスやドイツの調査結果(geo gap study)が、いろんな話のマクラとして引用されます。 しかし、他に200以上の場所ではそうした相関を示していないこと、イギリスやドイツの調査結果では放射線との関連は見いだせれていないこと、他の小児白血病の因子との関連が十分考慮されていないこと、などはあまり顧みられていないようです。 元からあるまれな病気の比率が少し上がるか上がらないかが問題になっている場合、その原因解明は科学や政治の問題ではあっても、公衆への健康への影響が大きいわけではありません。検診で発症者を見つけて治療する体制を作って維持していく以上の答えはないかと思います。
