【動画】放射能の影響どこまで?玄海原発から風船飛ばすプロジェクト=関田航撮影色とりどりの風船を、いっせいにあげる参加者たち=8日午後2時、佐賀県玄海町、関田航撮影 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)で事故が起き、放射性物質が放出された場合、どこまで拡散するのかを調べようと、福岡、佐賀両県の市民団体が8日、原発の近くから約1千個の風船を飛ばした。 原発の停止を求めて係争中の「原発なくそう!九州玄海訴訟」のメンバーが中心。約150人が参加し、合図に合わせて手を離すと、色とりどりの風船が空へと一気に舞い上がった。 風船には連絡先を記したカードを付け、拾った人に連絡を呼びかけている。裏には「自然を守ろう」「原発さよなら」など、参加者のメッセージが書き込まれている。 飛ばした風船は風に乗りあっという間に小さくなった。福島市から佐賀県鳥栖市に妻子と避難している木村雄一さん(52)は「風船ですらあ