国土交通省は2021年3月12日(金)、検討を進めていた「首都圏の新たな高速道路料金」の改定案を発表。これに合わせて道路会社および高速道路機構(日本高速道路保有・債務返済機構)も、2022年4月以降の首都圏の新たな高速道路料金の具体案を作成したと発表しました。また、本案に対して国民からの意見募集を行うとしています。 【画像】首都高&外環の「新たな料金案」 改定案の主な内容は、次の通りです。 ●首都高速 ・上限料金の引き上げ:2016年4月に対距離制料金へ移行して以降、激変緩和措置として設定していた普通車で1320円の上限料金を、当面の激変緩和措置として1950円に設定。現金車は距離に依らず普通車で1950円とする。 ・現行の割引制度の一部拡充・新設:運輸事業者向けの大口・多頻度割引を最大45%に拡充し、物流を支援する。あわせて、交通量が少ない深夜利用を促進するため、新たに深夜割引(20%)