自民党の脇雅史参院幹事長は29日の記者会見で、「一票の格差」が最大4.77倍だった7月の参院選を無効と判断した広島高裁岡山支部判決の一部について「取り消してほしい。はなはだ変な判決だ」と批判した。政党幹部が判決の取り消しを求めるのは異例。 脇氏は、自身が座長を務める参院選挙制度協議会について、判決文で本質的協議が行われているとは認められないと指摘されたと立腹。「裁判所に進行中の協議に言及する資格はない」とした上で、来年5月にも選挙制度の抜本改革に向けた私案を協議会に提示する考えを表明した。
野坂昭如自身の戦時体験を参考にした小説『火垂るの墓』は、1988年に高畑勲監督の手でアニメ映画化された。 戦時中の兵庫県を舞台にして、両親を失って親戚の家に同居することになった兄妹、清太と節子。しかし貧しい共同生活になじめず、ふたりで家を出て防空壕に住みつく。物資が欠乏するなかで終戦をむかえるも、それぞれ間もなく衰弱死した。 そうした一夏の記憶を、死者の回想として描いている。 この物語で兄妹が亡くなった原因について、定見がないまま親戚の家を飛び出した兄の責任を問う意見がある。そうでなくても、主人公の設定がかなり特殊なのではという指摘は多い。 もちろん、両親を死にいたらしめた戦争を始めたのが大人だとか、子供が愚行をおこなっても社会が保護するべきだとか、どれほど重い罪でも死ぬほどの罰が与えられるべきではないとか、そうした反論はいくらでもできる。 その上で、主人公の愚行にどのような意味があるのか
差別が構造の問題であることのわかりやすい例示 私が非常に大きな影響を受けた人に、小山エミさんという人がいる。Macska のハンドルでも知られるフェミニストで、非常に優れたリベラリストだ。 実は、この人に影響を受けたと書くと必ず本人から「どこが影響されてるのかわからない」とか「私と全然ちがうのに」とかイヤミを言われるのであまり公言したくはないのだが、私本人が影響を受けたと主観的に思っているのだからしかたがない。私がジョン・ロールズを知ったのもこの人がロールジアンだったからで、私の中のリベラルな考え方の基本部分を構成する重要な要素だと言っていいと思う。 しかしこの人の本業であるフェミニズムの分野では、とくに男女共同参画法下のジェンダーフリー政策について私と小山さんは意見がまるで対立していて、かつてネットの掲示板でえんえんケンカしたことがあった。したがって彼女は私のことを「そこらへんによくいる
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