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ブックマーク / dragonboss.hatenadiary.com (13)

  • 一二月三日、思い立ったが吉日と言いますので - 不発連合式バックドロップ

    《数日考える》と書いた翌日に新しいイヤフォンを買ってしまった、考えるとは何だったのか。昼飯を喰って、チャイを飲みながら公園を散歩した後、とりあえずヨドバシカメラに行き、実物を見るつもりでいただけのはずだった。ついでといって試聴をしたのが余計だったか、いや試聴できるならしたい。そうしたら予想よりもいい音だったからもうこれでいいかなと思っていたところに、すすっと近寄ってきた店員が「それがいいなら、これもオススメですよ」と出してきたVictorのものがこれまたよくて悩む。ここで一旦持ち帰って検討のつもりが帰ったところで家で聴き比べができるわけでもないし、店員は「このクラスならこれが今期はトップですね」とさらにプッシュしてきて、横にいたカミさんにいたっては刻印されたVictor犬ことニッパーの刻印を気に入って「悩んでるならこっちにすれば、かわいいから」と背中を押すので、みんな(二人だけだが。一人は

    一二月三日、思い立ったが吉日と言いますので - 不発連合式バックドロップ
  • 私が答える「はてなブロガーに10の質問」 - 不発連合式バックドロップ

    だいぶ乗り遅れたが、たまにはこういったものに参加してみる。 ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? ブログ名は一回変わって(短くした)、残っている「不発連合」は大学時代に悪友と作ったグループ名です。ハンドルネームは名を英語に意訳したものです。 はてなブログを始めたきっかけは? 会社の先輩がはてなダイアリーで日記を書いていて、鍵付きだったからID作ったら読めるようにするよと言われて、ID作ったのなら書いてみるかと日記を書き始めました。当初は気が向いたら書くくらいの気でいたのに、いつの間にか毎日書いています。そもそも書き始めたきっかけは以上で、問いの「はてなブログを始めたきっかけ」は、はてなダイアリーが消滅してしまい、はてなブログになっただけなので「はてなブログとしては強制的に始まった」が答えかと思います。 自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事? いくつかありますが、最

    私が答える「はてなブロガーに10の質問」 - 不発連合式バックドロップ
    globalhead
    globalhead 2021/11/27
    言及された!
  • 紫の謎 - 不発連合式バックドロップ

    何かを長年使い続けていてもそれに関して初めて知る事実というものは往々にしてある事で、最近ではリステリンがそれであった。ご存じのようにリステリンは何種類かあるが黄緑色を基調としてそれぞれ特徴があって、俺は紫色のものが最強だと思っていた、何せ「トータルケア」と銘打たれているのだ、トータルでケアしてくれるのだからお得だ、と。ところがちょっと前にTwitterである人と会話をしてこの理解が間違いである事を知った。黄緑色は洗口液であり、紫色は液体歯磨き、口内炎に効くのは前者なのだと。これまでの俺の紫色でのうがいはなんだったのか、全く効かないわけではなかろうが少なくとも黄緑色よりは効かない。勇んで買った紫色のボトル(二もある)が佇んでいる横に、新しく買った黄緑色ボトルを置いた、これどうしようかなと悩んでいた、そんな折、歯磨き粉がなくなったので試しにと紫色を使ってみた。なになに、キャップ半分を口にいれ

    紫の謎 - 不発連合式バックドロップ
    globalhead
    globalhead 2020/09/09
    オレも知らなかった……
  • 二度見に行った映画 - 不発連合式バックドロップ

    数日前に「劇場に二度見に行った映画は『ダークナイト』と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』と『地獄の黙示録 特別完全版』だけ」と書いたが肝心なものをうっかり忘れていた、『シン・ゴジラ』も二度劇場に行っている、DVDも買ったし配信でも見た、『シン・ウルトラマン』は期待と不安が半々。あと、いままさに書いていて思い出した、これは何度か見に行くのが前提となっている気もするのである意味でノーカウントでもいいかもしれないが、『マルホランド・ドライブ』があった、初めてのデビット・リンチ映画、意外とリンチ作品は見ていない、ドラマだけど『ツイン・ピークス』が見たい。 劇場に二度見に行く事が少ないのは他の作品の方が見たいからだ、気に入ったものはむしろDVDなどで見返す機会があろうが、見ていないものは機会を捉えて見ないとそのままずるずる未見のままになりがち、もし二回劇場に行くのなら二作品見たいと思っ

    二度見に行った映画 - 不発連合式バックドロップ
  • ブレードランナー2049/あの光を夢だと思った- 不発連合式バックドロップ

    ヴィルヌーヴの作品は物語が遅く、見ている者が先回りしてしまうところを、後からゆっくり追いつたり、いつの間にか追い抜いて見果てぬ地平にいたり、不意に背中を押していったりするのだが、今作でもその筆致は健在で、見ている最中や見た直後よりも、見終わって少し経ってから感じ入るものがあるほど遅く、それは前作『ブレードランナー』が「近未来を描いた過去作」であり、そこから35年経った『2049』が「過去作の未来であり、現在の少し先」である事などを考えると、作品とフィットしているように思えた。まぎれもなく、前作の続きであり、あの世界と地続き。テレビはいつもブラウン管。傘は絶対ビニール傘。大きなソニーの広告が輝いている。 ロジャー・ディーキンスの撮影による出来上がったワンショットワンショットに対し、物語も人物も幾分揺らぎがあって、それは言うまでもなく「物」と「紛い物」の揺らぎでもあり、彼・彼女らレプリカント

    ブレードランナー2049/あの光を夢だと思った- 不発連合式バックドロップ
  • 二〇一四年極私的良作映画十選 - 不発連合式バックドロップ

    『新しき世界』/신세계 『ダラス・バイヤーズクラブ』/Dallas Buyers Club 『イーダ』/Ida 『ジャージー・ボーイズ』/Jersey Boys 『FRANK』/frank 『誰よりも狙われた男』/A Most Wanted Man 『トム・アット・ザ・ファーム』/Tom à la ferme 『ショート・ターム』/SHORT TERM 12 『刺さった男』/La chispa de la vida 『百円の恋』 見た順です。今年は心に残る作品が多くてなかなか決められず(今でも悩んでいる)、トーナメントのようにテーマや気分で組み合わせてあっちこっちという形で選んでいった。それでも最後の三は悩みに悩んだが。書き出してみると後半に見た作品が多く、『ジャージー・ボーイズ』でそれまで作品の印象がちょっと飛んでしまった気がする。まぁそれはそれとして……。 十作選んでおきながらあれこ

    二〇一四年極私的良作映画十選 - 不発連合式バックドロップ
  • うまい、されど苦しい - 不発連合式バックドロップ

    遅まきながら私の誕生日祝いの事をしに、某フレンチレストランへ行ってきた。いくつかのエッセイ漫画でも取り上げられた事のある店で、かねてより行ってみたかった。事の評判もいいのだが、何より量が多いという話を聞いていたので、昼飯を軽めにするなど準備をして挑んだ。 美味さに文句は一切ない。美味の殿堂フレンチ、素材を殺さないギリギリの塩加減でどれもこれも喰うたびに暴れたくなるほどうまい。いちいち「うまーい」と声に出してしまった。問題はやはり量である。 一応、普通の人がべる量のコースを選んだのだが、すさまじいボリュームだ。高級だろうがなんだろうが、贅沢に盛り付けてあって、一皿一皿の喰い応えが半端ない。デザートまでは何とか喰い切ったけれど、珈琲と一緒に出てきたお茶菓子はギブアップ、持ち帰らせてもらった。「うまいもんをたらふく喰え!」と言わんばかり。べすぎる事は時折りあるけれど、これほどの量は久方

    うまい、されど苦しい - 不発連合式バックドロップ
  • 欧米諸国に告ぐ - 帰ってきた不発連合-又は忘れじのバックドロップ-

    『アクト・オブ・キリング』(監督/ジョシュア・オッペンハイマー)。 「現実を虚構(映画)にする事で、虚構が現実を変える」という、前代未聞、最初で最後の映画手法は確かに見入るものがあった。そこら中で「殺」の文字と概念があっけらかんと飛び交っているものだから、ここは当にこの世なのかと頭がクラクラしてしまったほどだ。見終わって、すぐさま「では、この映画を見て彼らはどう思い、何を考えたのだろう」と思ってしまった。 あくまで当事者に再現させる事、それを撮影する事が目的だから仕方ないにしても、当事者以外には踏み込まないので、エゲツないはエゲツないにしても底は浅めだったと言える。たとえば家族に「アナタを抱いているおじいさんの手は血で塗られています」と聞く事だってできただろうし、その反応はどうだったのか――ゲスな発想かな。とはいえ、浅めにしたってそこにあるは毒の沼なのだから、踏み込んだだけでもたいしたも

    欧米諸国に告ぐ - 帰ってきた不発連合-又は忘れじのバックドロップ-
    globalhead
    globalhead 2014/05/10
    『アクト・オブ・キリング』
  • ビッチ・フォーエヴァー.com- 帰ってきた不発連合-又は忘れじのバックドロップ-

    『ブリングリング』(監督・脚/ソフィア・コッポラ、出演/エマ・ワトソン、ケイティ・チャン、クレア・ジュリアン、イズラエル・ブルサール、タイッサ・ファーミガ、レスリー・マン)。 「Let's Go Shopping」の掛け声から始まる、おそろしく緊張感のない泥棒行為がこの映画そのものを的確に表している。ボキャブラリィもなく、明日を考える事もなく、何をしているのかという自覚もなく、快楽を求めているというほどの強い欲求もなく、ただ何となく「楽しい」と感じる方向へ進めていく現在。楽しい場所へ行くチケットの有効期限が切れたら、はい、おしまい、とドライなもの。薄っぺらい彼女たちを、薄っぺらいまんま撮って成功してしまった、逆転の快作。 事あるごとに行うスマートフォンの自撮りや、SNSのリアルタイム投稿、躊躇のない犯罪行為、事件が明るみに出ても続けるFACEBOOKなどなど現代社会を表す記号はいくつもあ

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  • 《きょうは、カレーだ。》 - 帰ってきた不発連合-又は忘れじのバックドロップ-

    『アンソロジー カレーライス!!』(パルコ)。どういう趣旨からこの企画が生まれたのかは知らないが(しかも版元はあのPARCOである)、古今東西の著名人のカレーについて書かれたエッセイをまとめた、まさに俺のために編まれたと断言してもよいようなアンソロジー。 せっかくなのでざっと著者をあげれば――阿川佐和子、阿川弘之、安西水丸、池波正太郎、伊集院静、泉麻人、伊丹十三、五木寛之、井上ひさし、井上靖、色川武大、内田百けん、内館牧子、小津安二郎、尾辻克彦、神吉拓郎、北杜夫、久住昌之、獅子文六、東海林さだお、滝田ゆう、寺山修司、中島らも、林真理子、藤原新也、古山高麗雄、町田康、向田邦子、村松友視、山口瞳、吉隆明、よしもとばなな、吉行淳之介(50音順)――さらに写真撮影が(あるんだよ、カレーの写真が、しかもカラーで)佐内正史である。紙の色はカレー色だし、フォントも何やら凝ったものになっているし、初出も

    《きょうは、カレーだ。》 - 帰ってきた不発連合-又は忘れじのバックドロップ-
  • 世界の終わり - 帰ってきた不発連合-又は忘れじのバックドロップ-

    事情のほどはよく知らないけど、三曲ほど置いておきます。

    世界の終わり - 帰ってきた不発連合-又は忘れじのバックドロップ-
    globalhead
    globalhead 2012/12/24
    世界の終わりな曲3曲
  • よく見りゃタクシーにベンツマーク - 不発連合式バックドロップ

    『ナイト&デイ』を楽しんで『ツーリスト』がイマイチだった人にお薦めしたい、予想外の掘り出し物。きっとうまいこと映画料理するレビューが出てくるだろうから、先に思うがままに感想を書く。結構なネタバレになったので、鑑賞前の方はご注意を。先に言うならば、ハードルをそんなに高くせずに、友人たちと見て、終わった後にキャッキャと騒いでほしい映画です。 『アンノウン』を見た。監督、ジャウマ・コレット=セラ。出演、リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジャニュアリー・ジョーンズ、ブルーノ・ガンツ、フランク・ランジェラ。 学会に出席するためベルリンに来たマーティン・ハリス(リーアム・ニーソン)、忘れ物をして空港に戻る途中、交通事故に遭って4日間昏睡状態、意識がもどればは自分を知らないといい、自分を証明するものは何一つなく、挙句「俺がマーティン・ハリスだよ」と言い張る人物も出てきて、記憶がこんがらがって

    よく見りゃタクシーにベンツマーク - 不発連合式バックドロップ
    globalhead
    globalhead 2011/05/09
    意外と面白かったよねこれ
  • どこにもない、ここではない、そこにあるどこかへ - 不発連合式バックドロップ

    ソフィア・コッポラは、実は苦手な監督なのだが、なぜか作は予告を見て気になっていた。こういう時の俺の勘は基的に当たらないのだが、これは当たりだった。 『SOMEWHERE』を見た。監督・脚・製作、ソフィア・コッポラ。出演、スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング。 オープニングで猛スピードで同じ場所をぐるぐる走りまわる車は、クロージングで円から抜け出し颯爽と走り出す。どこへ。どこかへ。居心地が悪ければ、そこから出ればいい。だけど、それなりの生活があるから惰性でなかなか動けない。それでも空っぽの自分に気づいたのなら、まずはちょっとだけアクセルを踏み込めばいい。それからの事は、そのとき考えよう。 そんなもん、とっとと気づけよ、とは思いつつ。 人気映画俳優の父の「居心地の悪さ」と、娘との関係と、愛しい存在と一緒にいる美しい時間を描いた作品。むろん、監督自身と父親であるフランシス・フォード・ コ

    どこにもない、ここではない、そこにあるどこかへ - 不発連合式バックドロップ
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