今からおよそ10年前、エキサイトの創業者であり現在グーグル・ベンチャーズのパートナーであるジョー・クラウスは明言した。「起業家にとってこんなに良い時代はない」と。クラウスはスタートアップの経済面、つまりサーバやネットワーク、その他コンピューティングに必要な機材の安価さについて述べたのである。 そして10年後、アンドリーセン・ホロウィッツのパートナー、サム・ゲルステンザングはクラウスの発言からさらに一歩踏み込んだ。彼は最近のブログ記事において、コストだけではなく製品開発に必要な能力も歴史的に低いと主張した。 エンジニア未経験者でも起業できるのである。 資金がない?問題なし!いまや懐かしい話だが、アプリケーションを作りそれを元手に起業するためにはかなりの資金が必要だった。ハードは高額。ソフトも高額。ストレージもやはり高額。 一方でエンジニア費用は比較的安価だった。 しかし2005年にクラウスが
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