忘れないうちに書いておこう。林アンジュさんのセッションを受ける前、月曜日、私は「高根台メンタルクリニック」を受診した。医者の無力と私自身の無力を痛感しながら、でもどうすることも出来なかった。解雇されたことを伝えたが、医者は働く能力はあるのだと繰り返すばかりだった。私は、自分に<働く能力>があるとは思わない。これまでの会社でも、緩い・ぬるい形での勤務が認められてきたのは、責任のないフリーターだったからだ。私は、全く非常識な仕方で労働していた。厭々ながら、サボタージュしながら、時を稼ぎながら、おかしな風に労働していた。こんな勤務ぶりでは、次はないだろう、と思わせるに十分だった。私はそして、生きていたいともあまり思わない。生きているから生きている(事実問題として)、という受動的な立場だ。恵まれているのに贅沢ではないのか? お前の病気は<贅沢病>ではないのか? という問いには、そうかもしれない、だ
ザ・ヴァインズのフロントマン、クレイグ・ニコルズが、自閉症の一種であるアスペルガー症候群について語った。'04年、カメラマンへの暴行容疑で起訴された際、彼がアスペルガー症候群を患っていることが明らかにされていた。 アスペルガー症候群は、一般社会に適応するのが難しい自閉症の一種。一般的に知能が高く、数字やアートに異常なほどの興味を示すが、変化に適応することができず、慣れ親しんだ環境や食事、匂いに囲まれていることを好む。そのため、毎日環境が変わるツアーは、ニコルズにとって一般の人には理解しがたいほど過酷なものだったようだ。 ニコルズは「医者に最悪な仕事を選んだって言われたよ」と『The Observer』のインタヴューで話している。しかしアスペルガー症候群と診断され、ほっとしたとそうだ。「ああ、なるほどって思ったよ。これまでの自分の行動が理解できた。救われた気がしたよ」 アスペルガー症候群は、
オオツカダッシュ■[エッセイ]聞くことの忸怩のコメント欄に疑問を書いたのですが、対話は望んでいないと話がすぐ打ち切られたので、こちらに書くことにしました。リンク先の該当エントリの一連の話の流れを読んでいない人はこの文章は読まなくて構いません。疑問点は2つ。順に書きます。 ・ピクシーズはオシャレなのか? ・カートベッチャーやロジャーニコルズを発掘したのは誰か? ●ピクシーズはオシャレなのか? Pixiesがオシャレ。とても違和感を持つこのフレーズについて、少ない情報から判断すると、どうも「インディーポップ」というキーワードに惑わされていると思われます。彼にとっては『COOKIE SCENE』などの現在あるスタイリッシュなデザインで海外インディーポップを紹介する雑誌の印象が強く「インディーポップ=オシャレ」が成立しているようです。確かにPixiesは当時のインディーポップと言えますが、だか
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