いつも興味深く読ませていただいている池田信夫氏のブログだが、一昨日にちょっと首肯しかねるエントリが上がったのでそれについて。 マルクスとロングテール(池田信夫Blog) 最近よく聞くのだが、どうもあちこちでロングテール論を悪用する人たちが増えているようで、ITの時代に入った途端に突然あらゆるところでパレート法則が無効になってしまったかのような物言いがされる。んなわきゃーない。ニハチの法則はいつまでたってもニハチなのだし、だいたいたまたま自分がニハチのニだからって偉そうに「キミたちもぜひハチでもロングテールに」とか言わないでくださいよお願いします。 池田氏のコラムについての反論は、山形浩生氏の「ネットワークのオプション価値」という、古い論文でも見ていただければ十分ではと思う。ロングテールはテールにあるものがある日何かの弾みにヘッドのほうに飛び上がってくる「可能性」において成り立っている。山形
6116件中1〜10件を表示しています。 全612ページ [ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 ] [ 前の10件 | 次の10件 ]
先日書いたエントリは反響が大きかったので、それに関連する反響をいくつか書く。 あ、画像は海外のコスプレサイトで見つけた「ふたりはプリキュア」のキュアホワイトのコスプレを。この角度で見ると良くできているような気がするもんで(笑) 404 Not Found ジブリにおける若手育成への苦労を鈴木敏夫が語っている場面が面白い。 そういえば『海がきこえる』のDVD映像特典の中でも、鈴木敏夫は当時を振り返って、いかに若手たちの現場に宮崎駿を寄せつけないかに苦心したとインタビューで答えていた。とにかく宮崎駿は一切口を出さないと言っておきながら、介入してくるからと。その後、ゼロ号試写で宮崎駿による作品への罵詈雑言はあったものも、『海がきこえる』はジブリにおける若手主導作品への先鞭をつけた。 しかしこの『海がきこえる』に対する「オルグ的作品」として、宮崎駿はのちに近藤喜文を監督にすえた『耳をすませば』へと
ネットとかやってる人はもうパソコン誌なんか読んでないと思うから、寝耳に水って人も多いと思うけど、先月『マックパワー』がリニューアルした。 今月号より『MACPOWER』はタイトルロゴ、表紙デザインを一新し、内容も大リニューアルします。タイトルデザインと表紙アートディレクションは、現代のトップクリエイター佐藤可士和が担当、表紙写真には著しい活躍を見せる瀧本幹也を起用。連載も、小山薫堂、桑原茂一、小西康陽、桐島ローランドといった強力執筆陣が揃いました。MAC CREATIVE LIFESTYLEをキャッチコピーにあらゆる物事を“デザイン”で切り、クリエイティブマインドを刺激する誌面を次々と展開していきます。 MAC POWER (マックパワー) 2005年 05月号 出版社/メーカー: アスキー発売日: 2005/04/18メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見
なんか急に予定が空いたのでとりあえず感想を書いてみる。予定外がないかぎり書く時間がないというのは辛いやね(苦笑)。 現状認識として描かれてみっともない大人だらけだったΖガンダムTV版が、劇場版においては、「若者の苛立ちを持ちつつも、前向きなカミーユ」「現状に苦闘しつつも良き大人たらんとするシャア」として描かれているのが、興味深い。作品的にはまだ残りを見なければ分からない。だからちょっと変わった視点で富野監督と宮崎監督を比較してみよう。二人の教育論だ。 富野監督を駆動するエンジンは数多いが、そのうちの一つに「富野の教育好き」がある。これは「説教好き」をも包含していると考えてもイイだろう。富野にはかなり以前から『若者を育てなければいけない』という強迫観念があるようだ。 この考えは、割と手塚治虫と似ている。というか手塚系出身の人にはその感覚が多いような気がする(後述する豊田有恒を含めて)。若い世
ようやく中国から戻ってきましたよ。なんというか……微妙に国造りに失敗しているよなぁ、中国。 さてメールに返事を書いたり、ネットサーフィン(死語)をしていたらとにかく宮崎吾朗初監督作品の、ゲド戦記の試写会での評判が非常に悪いことが目に付いた。 http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id324031/p1/s0/ 今年のアニメ映画の下馬評では、 1位 ゲド戦記 2位 ブレイブストーリー 3位 時をかける少女 という感じであり、おそらくは興行収入もこのような形で推移する可能性は高い。けれどもDVDが発売されて、来年以降のジブリ新作が展開されていく中では、ひょっとすると「やっぱり親の七光りか」的な見方が敷衍されて、ジブリ凋落の最初の一歩と云われるようになるのはこのゲド戦記かもしれない。 それぐらいの評判の悪さがこの「ゲド戦記」には付きまとい
6116件中1〜10件を表示しています。 全612ページ [ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 ] [ 前の10件 | 次の10件 ]
盤面に置かれた石を見て、何の手か吟味する楽しさがあります。それに自分の身の安全という究極の価値が賭けられているのであれば尚更。 [見解A] 溜池通信 http://tameike.net/pdfs6/tame326.PDF 「おそらく中国にとって一番悩ましいのは対米関係」で、中国経済の発展は日米、とりわけアメリカとの関係を維持することが肝要であるが、概ね順調に推移している中国の外交において「対日関係と並び、思いがけずアキレス腱となってきたのが対北朝鮮」である。「北朝鮮経済自体はむしろ改善している」なかで「『安定と平和の維持』という中国の最優先課題を目指す」ために「北朝鮮の植民地化」を狙っている。それを察知している北朝鮮側は「実は中国を困らせるための策略だったのではないだろうか」という見解。 中国側からのシグナルも直接受け取って分析している吉崎氏らしい見解ではないかと思います。なお
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く