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ブックマーク / shinta.tea-nifty.com (16)

  • 書評『勝ち馬に乗る!やりたいことより稼げること』 - R30::マーケティング社会時評

    この『勝ち馬に乗る!』という、米国での発刊以来15年目にして邦訳を企画された三ツ松新氏から2月の終わり頃に献をいただいて拝読したのだが、ものすごく印象に残るであるにもかかわらず、「このブログの読者の皆さんにもぜひ読んでもらいたい」などという薄っぺらい推薦の言葉が、どうしても書けない。この猛烈にひっかかる抵抗感は何だろうと、この1ヶ月ほど考え続けていた。 それで、さっきふっとその理由が分かった。なのでそれをまず書いておきたい。「自分の可能性を信じている奴、あるいは今いる会社で努力すれば報われるなどと考えている社畜は、絶対読むな。入手厳禁」。左記にあてはまる人は、読まずに今すぐブラウザの右上の×印ボタンを押すこと。まちがっても以下の文章は読まないでください。 著者はご存じ、あの名著「売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則」のアル・ライズとジャック・トラウト。何しろ、「リ

    書評『勝ち馬に乗る!やりたいことより稼げること』 - R30::マーケティング社会時評
  • 冗談じゃなく、結構ありと思うよ - R30::マーケティング社会時評

    僕だって「連載してけろ」とか言われたら嫌だけれどもさ。いや、別にこれだけじゃなくて、その「醜悪な男性誌」のほうでも、どっちも。そういうキャラじゃないんでね。 「品のない女性週刊誌を作ろう!」と呼びかける馬鹿っていいなー(切込隊長BLOG) 以前にあるマーケティングリサーチの会社が「10年後の顧客ニーズ」という調査をして、もっともニーズが高そうと出たのが女性向け風俗サービスという結果だったという話からしても、こういう情報媒体には猛烈なニーズがありそげ。 ただ、隊長の言うとおり、男性版と違って表紙にこれ見よがしな艶めかしい女性の写真を配するといったかたちでは媒体を訴求できないのがちょっと考えれば丸分かりなわけで、ニーズはあるけれどいったいどういう体裁を取って売るべきかというところでみんな悩んでいるところだと思うのだよね。いや、別に僕が企画書いた訳じゃないけど。 そういう意味では、確かに「L25

    冗談じゃなく、結構ありと思うよ - R30::マーケティング社会時評
    gnt
    gnt 2006/12/01
    うーん。悪い口を使えば「これだからマーケティング屋は!」という感じ。腐ったとは言え本屋に置かれるモノですから
  • Google Mapで見るディズニーリゾートのトリビア - R30::マーケティング社会時評

    Google Mapの日の情報が更新された、という記事をCNETで見たので、どれどれと思いながらちょっとのぞきに。今回は地図データのアップデートだったらしいが、衛星からの写真データも7月に更新されていたらしい。 そこで、前からその中身を見てみたくてしょうがなかった施設の上空に。そう、それは「東京ディズニーリゾート」。頭の黒いネズミの統べる王国。おお、中の施設から、駐車場の線11に至るまではっきり見えるぜ。と思いながら、ふらふらと空中散歩していたら、面白いものを見てしまった。ディズニーシーのど真ん中に、まっすぐ1の道路が走っているのである。 メディテレーニアン・ハーバーの裏の水上パレード用ボート繋留所の横、キャラバン・カルーセルの裏側から、ミステリアスアイランドの山脈とマーメイドラグーンの間を通って、ポートディスカバリーのエレクトリック・レールウェイ駅裏側まで、ポートディスカバリー地

    Google Mapで見るディズニーリゾートのトリビア - R30::マーケティング社会時評
  • [R30]: 「メディアイン」というパラダイム

    単著どころか単に特集にちょろっと寄稿しただけで、自慢にも何にもなりませんが、明日(もう既に今日)発売の「Think!」に拙稿が掲載されましたので少々ご紹介させていただきます、ハイ。ご興味のある方は買ってお読みください。 んでもって話はあっという間に自分の原稿よりももっと別の記事へと移ってしまうのだけれど、今号のThink!の見誌が届いたのでぱらぱらと読んでいたら、久しぶりに目からウロコがぽろぽろと落ちた気分のする記事にぶち当たってしまった。ブーズ・アレンの山口周シニアアソシエイトによる、「ポストWeb2.0時代の広告・マーケティング戦略」というタイトルの論考である。 山口氏の論考は、Googleの登場によってい荒らされ、このままだとどうなってしまうのかと不安に思っているマスメディアの人々に最後通牒をたたきつけるがごときストレートな結論で始まっている。曰く、「Web2.0がもたらす広告へ

    [R30]: 「メディアイン」というパラダイム
  • 悪夢のロングテール考 - R30::マーケティング社会時評

    いつも興味深く読ませていただいている池田信夫氏のブログだが、一昨日にちょっと首肯しかねるエントリが上がったのでそれについて。 マルクスとロングテール(池田信夫Blog) 最近よく聞くのだが、どうもあちこちでロングテール論を悪用する人たちが増えているようで、ITの時代に入った途端に突然あらゆるところでパレート法則が無効になってしまったかのような物言いがされる。んなわきゃーない。ニハチの法則はいつまでたってもニハチなのだし、だいたいたまたま自分がニハチのニだからって偉そうに「キミたちもぜひハチでもロングテールに」とか言わないでくださいよお願いします。 池田氏のコラムについての反論は、山形浩生氏の「ネットワークのオプション価値」という、古い論文でも見ていただければ十分ではと思う。ロングテールはテールにあるものがある日何かの弾みにヘッドのほうに飛び上がってくる「可能性」において成り立っている。山形

    悪夢のロングテール考 - R30::マーケティング社会時評
  • [R30]: 言い訳とか楽屋裏の話とか

    泉あいさんがようやく滝弁護士のインタビューを掲載してくれた。お疲れ様でした。 感想というか、まあこの件関連のことだったり全然関係ないことも含めて、いろいろ考えたり分かったりしたこともあったので、話がぶつ切れになるかもしれないがつらつらと書き連ねてみる。やや言葉遣いが荒くなるかもなので、その際はご勘弁を。 まず、以前アップしたエントリに対するネット界隈の反応を見て思ったこと。泉さんとこのインタビュー文でああいうしゃべり方をしている僕も悪いっちゃ悪いのだが、エントリをよく読みもせずに「R30は松永を擁護してる、ふざけるな」とか何とか言いながら全力で突っ込んでくる人の多いこと、多いこと。もうアホかと。あるいは、逆に変な意味で「少数派の考えも認めるべき」とか言いながら擁護してくる人もいたりして、もう訳わかんない。 僕は前回のエントリのどこにも「松永は嘘はついてない」とか「悪くない」とか書かなか

    gnt
    gnt 2006/05/12
    R30氏の戦闘的リベラリストとしての側面がどんどん出てきてておもしろい
  • なんだかなあ - R30::マーケティング社会時評

    ええ、もうがっくりですよ。なんつーかですね、トラックバックとコメントを全ページにつければ「Web2.0」だと思ってるんじゃないですか。そりゃぜんぜん違うでしょ。 いやもちろんね、その機能を実装するのだけでも大変だった、お金もかかった、しかもこれからいつ炎上して膨大な投稿が来るかも知れないのを24時間監視し続けなきゃいけない、俺たちはがんばってるんだというのは分かりますよ。でもそれと「2.0」とはぜんぜん関係ないですわね。一言で言えばただの「自己満足」。何のためにトラックバック、コメントが必要なのか、分からずにやってるとしか思えない。 何でかって言うと、そのトラックバックアドレス、あるいはコメント投稿へのリンクが、ページ内のよーく目を凝らして探さないといけないようなところにしか付いてないわけですよ。要するに「トラバ、コメントは怖いし面倒だからとりあえず目を付けてくれるな」って言いたいわけなん

    なんだかなあ - R30::マーケティング社会時評
    gnt
    gnt 2006/04/06
    耳痛いなぁ
  • ガ島さんと転職のこと - R30::マーケティング社会時評

    一昨日、東京に来られたガ島通信氏と会って昼飯(カレーライス)って茶しばいてきた。えーガ島さん、ちょー背高くて(たぶん180cmはある)ちょーイカシたナイスガイだぞ!!いや、マジで。僕が女なら目がはぁと♪になってしまうところだ。あれで独身なんか?!ありえねえ。××(彼の居住地)の女の目はみんな節穴なのか、オイ?? というのはさておき、彼と1時間半ほどマスコミ、転職絡みのことをいろいろと話し合った。驚くほどお互いに考えていることが似ていたので大笑い。僕的には「ゴールドラッシュの横でジーンズを売る」っていう喩えにはまった。いやあ、楽しかったです。 ま、彼の転職の真意みたいなものの詳しい中身は彼のコンテンツであるし、そのうちガ島通信で連載があると思うのでここでは語らない。その代わり、転職ということについて語ってみたい。 1つだけはっきりしていることは、ほとんどの人が転職せずに1つの会社を勤め上げ

    ガ島さんと転職のこと - R30::マーケティング社会時評
  • [R30]: 言葉の磁場

    以前のエントリにも書いたことがあるが、93年にタイで出家していたことがある。その理由は、1つには高校時代のホームステイ先のホストマザーを喜ばせたいということだったが、もう1つはこちらのサイトで彼が書いているようなこととそっくりな理由だった。彼が91年、そして僕が93年だから、京都と東京という違いはあれど、あれはちょうどあの時代の共通な空気だったのかも知れない、と思う。僕はたまたまタイで出家ができた。彼はそれを日でやりたいと考えた。違いはそれだけだったのだろう。 僧侶だった間、僕はずっと自分と世界とのかかわりの法則について考えていた。当時の僕の頭の中は、マルクスとかデカルトとかカントとかヘーゲルとかヴィトゲンシュタインとか、そういうものでいっぱいだった。そして、タイで先輩僧侶に向かって「マルクスはこう言っている」とか「ヴィトゲンシュタインはこういう説を述べている」とか、つたないタイ語で必死

    [R30]: 言葉の磁場
    gnt
    gnt 2006/03/14
    んん〜。やっぱこういうのって時代性なのかなぁ。もちろん、後付けで(おもに大塚とか宮台とかによって)作られた偽史な感じもするけど
  • [R30]: ソフトバンク×ボーダフォン関連まとめ

    表題の件、あちこちのブログで猛烈な勢いで分析がアップされているので、ちょっとリストアップ+一言コメントを付しておく。 リリースが金曜日深夜だったので、ビジネス系メディアはネット媒体も含めて一報を伝えた後に沈黙。もっとも身近な、そして国際競争力があるんだかないんだか分からない巨大業界のルールが、一夜にして変わろうとしている時に、まったく役に立たん。まあ、関係者に必死で取材しようとしてるんだろうけどね。そんなときに、ブログは遠慮無くどんどんさまざまな角度から分析がアップされる。当に素晴らしい。今後新しい分析記事が出てきたら追加していく予定。 (3/5 2:30、3/5 7:30、3/5 11:20、3/6 0:45、3/6 4:00追記) ●ボーダフォン1.7兆円でソフトバンクへ身売り?日経が「大筋合意」と報道(番号ポータビリティ対策) ●ソフトバンクは2兆円も出せるのか? ボーダフォン買収

    [R30]: ソフトバンク×ボーダフォン関連まとめ
  • 泡沫ブロガーが何か言ってます。 - R30::マーケティング社会時評

    大笑いしながら眺めていた例のテンプレですが、はあちゅう先生自らコピペをご講評いただけるとの情報をid:maroyakasaさんのところで見たので、さっそく講評に間に合うよう、徹夜明けのテンションであちこちの記事からインスパイアされたものを一気に書いてしまいました。関係各所にひきつった反応を引き起こしそうな内容ですが、実在の人物・団体・固有名とは一切関係ございませんのであれこれ類推なさいませんよう、何とぞよろしくお願い致します。 ねえ、 日が可及的速やかに、しなきゃいけないことは何だと思う? 私は絶対教育改革だと思う。 この前もちおのブログのコメント欄で 「なんで世の中みんなネットのあちら側で処理しなきゃいけないのか説明してください」 とか執拗に書き込んでる某自称市民ジャーナリストを見て、 「は?」って思った。 もしあれが私の子供だったら、末代までの恥。 世の中には説明の要ることと要らない

    泡沫ブロガーが何か言ってます。 - R30::マーケティング社会時評
    gnt
    gnt 2006/03/02
    すげーいろんなところを敵に回してんなぁ。あとやっぱりもちおは偉大だ、ということ。「世の中には説明の要ることと要らないことがあって、その質問は後者のカテゴりーに属するでしょ。」
  • メディアについて何となくいろいろ - R30::マーケティング社会時評

    年末進行の世界からは去年で足を洗ったはずなのに、年末に向けていろいろとやらなきゃいけないことがあってやけに忙しい。どうなってるんだまったく。 この1週間もいろいろとブログ上で言いたいことがあったのだけど、どれもうまくエントリの文章に昇華できないでいる。ただ、今の世の中を非常に象徴しているなあと思ったメディア批判言説がたまたま2つ、シンクロするように出てきたので、ちょっとそのことについて書いておこうか。まとまんなさそうだけど。 強度偽装事件については、加野瀬氏@ARTIFACTから盗作電波ブログ認定されたきっこブログにイーホームズの藤田社長まで釣られて大変なことに。まあ、でも電波でも何でも釣った奴が勝ちだわね、世の中というのは。 ちなみにきっこ氏の匂わせるに、ブログ上での一連のリークの裏には自民党から口封じの圧力を受けた記者連中がいるって言うらしいんだけど、加野瀬氏のそれが当かどうか分から

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  • ブロガー・シンジケーション広告 - R30::マーケティング社会時評

    11月後半がリリースだったみたいなんで少し話題に乗り遅れた感もあるけど、ブロガーを集めて広告媒体として使いましょうという業者が、ついに出てきた。 press@blog こちらのブログで分析されてるように、要はリードメール(メールを読んだだけで1円もらえるとかのやつ)ライクな感じらしいが、それをブログで書くだけで50円から200円もらえると。まあすごい!(笑) しかし、リリースが送られてきただけでその商品やサービスについての(たぶん肯定的な)コメント書くのって、実際に使った商品に惚れ込んでアフィリエイトするのよりずっと難しそうな気がする。アフィリエイトのうまい人って、やっぱりなんだかんだ言って自分自身も物欲旺盛な衝動買いの多い人(つまり紹介する商品がいつの間にか当に好きになってる人)だと思うからなあ。そういう、感情移入の対象がないのに紹介文書けるもんなのかねえ。そこんとこ、どうよ。 でも、

    ブロガー・シンジケーション広告 - R30::マーケティング社会時評
    gnt
    gnt 2005/12/05
  • ファイナンスした人が責任取れば? - R30::マーケティング社会時評

    つらつらとウェブを巡回していたら、D通の高広さんが今日をもって辞めますという報告をブログにアップしてるのを発見。藤代さんがまとめた『ブログ・ジャーナリズム~300万人のメディア』の対談で末席を汚させていただいた時に同席してしゃべってみて、「同じぐらいの歳なのに世の中にはすごい人がいるもんだ」と感動したことを思い出した。報告エントリを見ると、「広告業界の明日を考えすぎた」とか書いてある。これもブログで辞めたの一例になるのか?なんつって。次どこに行くのか、激しく気になる。 それはおいといて、例のマンションの耐震強度偽装の件は、何かこの機会にみんなカミングアウトしちゃえという感じで、収拾がつかなくなってきた感があり。踊る新聞屋氏がブログ界の反応、主要メディアの動向などを総括しているが、まあ実際業界みんなで「オレも、オレも」ってここぞとばかりに暴露しまくりながら、国交省の公的資金税金投入を待ちわび

    ファイナンスした人が責任取れば? - R30::マーケティング社会時評
  • 大学ビジネスのポジショニング - R30::マーケティング社会時評

    例のコピペレポートの話題で知った「大学教員の日常・非日常」というブログが、大学論を語る時には自分がどの領域の大学について語っているのかを明示すべきという提起をしている。 大学の区分け(大学教員の日常・非日常) マーケティング的に言うなら、市場にある商品群をいくつかのタイプに分類して比較することをポジショニングという。上記のブログ筆者のフラスコ氏は、大学論が論じる対象を「理系←→文系」「一流←→二流以下」という2つの軸でポジショニングすることを提案している。 一見、非常に分かりやすい軸のように見えるが、よくよく考えてみるとこれってどうよ?という気がしてくる。もちろん、理系と文系で教授の求められる成果の内容とか研究のための費用、研究室の学生に与える課題もかなり違うということは分かる。だが、理系と文系を切り分けて議論しようとすることで、何が新たに発見できるというのだろう? 表面的な現象形態による

    大学ビジネスのポジショニング - R30::マーケティング社会時評
    gnt
    gnt 2005/09/22
  • 郵政解散は「叡山焼き討ち解散」か? - R30::マーケティング社会時評

    関係ないエントリのコメント欄にしきりと前回の僕の野次馬評に「普通って何ですか普通って普通って」と粘着してる人がいる。全特あるいは全逓連工作員がこんな場末の飲み屋のやさぐれブログまで進出してきてるのかと思うと結構だ。 が、いずれにせよ結果から見れば僕の予想は「ハズシ」だったことも事実なので、「普通に」の意味を反省を交えて書いておこうか。ま、何度も言うけど政治そのものの取材経験も別にない、ただの門外漢の「選挙マーケティング」という視点からの憶測に過ぎないんだけどね。 僕は、この政局における小泉首相の狙いはまさにど真ん中、「郵便と郵貯・簡保の切り離し」だったと見ていた。で、別に郵便(+窓口ネットワーク)は民営化でも公社でも何でも良くて、郵貯・簡保だけが民営化できればいいと、最後のどこかで妥協するとか、あるいは参院で否決されてももう一度衆院に持って帰って可決すればいいんじゃないのとか、やるんじゃ

    郵政解散は「叡山焼き討ち解散」か? - R30::マーケティング社会時評
    gnt
    gnt 2005/08/09
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