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ブックマーク / t-kawase.hatenadiary.jp (7)

  • 訃報 - 美徳の不幸 part 2

    朝刊で、民俗学者の櫻井徳太郎先生がお亡くなりになったことを知る。先生の謦咳には一度しか触れたことはないが(宗教学会での基調講演だったかな?)、ごや理論には大分お世話になりました。ご冥福をお祈りいたします。先生の魂は一体どの辺りを漂っているのだろうか、とちょっと罰当たりな想像をしてしまった。先生は「常世」についてどんな考えをお持ちだっただろうか。R.I.P. 帰宅すると、高校の同窓会誌が届いていた。そこの訃報欄に、同学年だったN村さんの名前があった。彼女とは特に仲が良かったわけではなかったが、2週間教育実習を共にした仲間だ。ご冥福をお祈りします。R.I.P.

    訃報 - 美徳の不幸 part 2
    gnt
    gnt 2007/09/04
    櫻井徳太郎先生がお亡くなりになった。富士講のお話は……ああ。山梨で聞いたのか。
  • マンガの資料集 - 美徳の不幸 part 2

    竹熊健太郎先生がブログで絶賛していたので、先生のブログを通じてアマゾンにて購入。 現代漫画博物館 作者: 小学館漫画賞事務局,竹内オサム出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/11/07メディア: 単行購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (33件) を見るまだ、パラパラとしか見ていませんが、確かに以前の『別冊太陽』のマンガ特集の号を彷彿とさせるビジュアルと情報量です。こりゃ、楽しめるわ。 話は変わるが、先ほど教員会議が終わって、研究室に戻る道すがら、同僚のY口先生から「kawaseさんは、サントリー学芸賞取っちゃった例の、どう思われますか?」と質問され、うろたえる(笑)。今や僕の趣味は同僚たちにもバレバレで、こういう事には一家言を持っているだろうと期待されちゃっているようだ。ちなみにY口先生は『見た目が9割』を間違えてイギリスに旅立つ直前の空港で買ってしまい、飛

    マンガの資料集 - 美徳の不幸 part 2
    gnt
    gnt 2006/11/16
    『現代漫画博物館』
  • 「少年愛」と「ヤオイ」 - 美徳の不幸 part 2

    今日、ミネラルウォーターを飲みながら読んでいたのはこの。 隠喩としての少年愛―女性の少年愛嗜好という現象 作者: 水間碧出版社/メーカー: 創元社発売日: 2005/02メディア: 単行購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (20件) を見る感想は、うーん、難しいな。「少年愛」や「ヤオイ(著者は、現在のBLを含む広義の同性愛ファンタジーをこう呼び、森茉莉から24年組の作品を「少年愛」として区別しているようだ)」のメカニズムがすっきり判る評論ではなかった。著者は、SM的なポルノグラフィーとしての側面を強めている現在の「ヤオイ」の隆盛に対しては、批判的な視線を持っている。著者は「攻め×受け」が跋扈する(笑)最近のヤオイを、「同性愛ファンタジーは性に対峙することのできない少女の脆弱さの現れ」という世間の批判に対する「過剰適応」且つ「反作用」と見なしている(この辺はなかなか面白

    「少年愛」と「ヤオイ」 - 美徳の不幸 part 2
    gnt
    gnt 2006/07/27
    「少年愛堕落史観」
  • 多声的な記述 - 美徳の不幸 part 2

    明日、京都人類学研究会というところで、米山リサ先生の講演があると教え子のOさん(現在京大院生)から聞いたので、慌てて読みかけのこのをざっと読む。コメンテーターが岡真理先生ということで、ある意味余りにも「かっちりした人選だなあ」とちょっと苦笑。 暴力・戦争・リドレス―多文化主義のポリティクス 作者: 米山リサ出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/11/27メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る そりゃ、スイスイ読めるではもちろんありませんが、(失礼ながら)論旨はそれほど複雑ではない、という気がする。もはや決して一枚岩で語れなくなった「フェミニズム」や、様々な「証言」がせめぎ合い単線的な流れが描けなくなっている「歴史」の前で戸惑う自分を見つめるという流れは一貫しているので、これは僕も非常に共感できる。僕も米山先生や、もしくはバフチンの言葉を借りて「多声的」などと

    多声的な記述 - 美徳の不幸 part 2
  • 言及されちゃいましたよ - 美徳の不幸 part 2

    いつの間にかotsuneさんというひとの記事で批判されちゃっていました。「ネタにマジレス」なのかも知れないけど、ちょこっとだけ。言われっぱなしもしゃくに障るしね。 想定してもしていなくても別に良いけど、これは洗脳合戦なんだから衒学主義にこもって呪いの言葉を吐いていてどうすんだと。糸井重里メソッドの工夫をしろと。 「糸井重里メソッド」という言葉は初めて聞いたけど、僕なんか相当言葉を選んでる方だ、という自信があったので、ちょっとびっくり。まあ、ですます調で噛んで含めて皮肉も混ぜて、という親切心がなかったのは認めるけど(そういう気力を失わせる相手だったんだから、その辺は同情して欲しいところ)。 あと、「衒学主義」とおっしゃいますが、どういう意味なんだか。ネット上は「平たい場」なんだから、学者が「俺の言うことを聞け」というのは無しって事でしょうかね。「上下関係を云々言うな」という主旨もありましたの

    言及されちゃいましたよ - 美徳の不幸 part 2
  • 今週のみことば - 美徳の不幸 part 2

    「はいからさんが通る」に影響されて(笑)、ちょっと目についた言葉を引用。 私のおりおり顰蹙することは、その人たちがしばしば「女子の中性化」というような言葉を用いて現代の重要問題の一つである女子解放運動を善くないことのように論じることです。それはその人たちが女子の人間的進化を嫌う偏見を先入的に持っていると共に、人生を一つの法則、一つの様式の中に固定すべきものと考える静態的な因習思想を維持するために、わざわざ、人の厭がる言葉を掲げて、一方には女子を威嚇してその新しい擡頭を抑えようとし、一方には社会の聡明な判断を掻き乱して、女子解放運動に同情を失わしめようとする卑劣千万な論法であるように私には感じられます。(与謝野晶子「「女らしさ」とは何か」、1921年) これを聞かせたい人間が、21世紀にもなってわらわら出てくるとは・・・。与謝野先生、ごめんなさい、としかいいようがありません。

    今週のみことば - 美徳の不幸 part 2
    gnt
    gnt 2006/05/24
    “あー100年前から誰でも言ってるおまえソレ変わんねぇんだよ”
  • もめてるなあ、こっちも - 美徳の不幸 part 2

    いや、民主党じゃなくて、「つくる会」なんですけどね。 http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_060228.html (↑削除されました。何ゴタゴタやっているんだか・・・) 会長があまりにアホだと、鼎の軽重が問われる、との判断でしょうか。「敵」に塩を送るつもりはありませんが、良い判断だ(笑)。何か、副会長まで解任だとか。 何かこの会の上層部や協力者の関係の目まぐるしさを見ると、彼らが蛇蝎のように嫌っているソ連共産党のいにしえの姿を彷彿とさせるなあ。まあ、敵を嫌うあまり、敵にそっくりになることは良くあることだ。

    もめてるなあ、こっちも - 美徳の不幸 part 2
    gnt
    gnt 2006/03/01
    「つくる会」更迭劇のこと。曰く「ソ連共産党のいにしえの姿を彷彿とさせるなあ。まあ、敵を嫌うあまり、敵にそっくりになることは良くあることだ」
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