生活をする収入を得るために欠かせない仕事。日常の大半の時間を費やすことになるため、何か自分の中で目的がないとモチベーションを保つのが難しいが、今年の新入社員は何を目的にしているのだろうか。 日本生産性本部が7月7日、「2016 年度 新入社員『働くことの意識』調査」の結果を発表した。それによれば、働く目的に「楽しい生活をしたい」をあげた人が41.7%にのぼり、過去最高を記録したという。 働き方は「人並で十分」が過去最高、「役職に付きたくない」も増加 調査には今春入社した新入社員1286人が回答した。「楽しい生活をしたい」に続いてあがったのは、ここ数年上昇している「経済的に豊かになる」で27.0%。一方で、平成に入って増加していた「社会に役立つ」が9.3%と減少に転じている。 「楽しい生活をしたい」「経済的に豊かになりたい」が上昇しているという部分だけを見ると、新入社員が自分第一と考えている