ただしトウモロコシの蛍光色素だけでは完成品の色味としてはちょっと足りない感じになってしまうので、さらに着色料を足すことで、蛍光時の色味をより際立たせたいと思います。今回の実験で使用するのは、ブリリアントブルーFCという着色料。青色1号という名前で売られています。さらに具材の色づけ用にニューコクシンという着色料も使いましょう。こちらは赤色102号という名前で売られています。 実験の手順としては、まずはトウモロコシの蛍光色素の抽出からです。蛍光色素はトウモロコシ全体に多く含まれますが、特に葉とヒゲ(おしべ)、そして芯の部分により多く含まれています。これらを抽出するために料理酒で葉とヒゲ、そして実を取り除いた芯の部分をひたすら煮込みます。 だいたいうどん1人前を作るのにトウモロコシ5本分くらいは煮詰めないと蛍光強度が出ません。 抽出した蛍光液を濾過して青色1号を数滴加え、そのお湯で生のうどんを茹