韓国の大韓航空は、需要の減少に伴い、日本と韓国を結ぶ6路線を新たに運航休止などにする方針を発表し、日韓関係の悪化が影響していることが浮き彫りになりました。 それによりますと、来月から、南部のプサン(釜山)と関西空港を結ぶ路線を運休するほか、ことし11月以降、チェジュ(済州)島と成田、関西空港を結ぶ路線も運休になるということです。 また、インチョン(仁川)と小松、鹿児島、旭川を結ぶ3路線については、来月下旬からおよそ1か月間、一時的に運航を取りやめるとしています。 さらに、インチョンと関西空港や福岡、プサンと成田などを結ぶ5路線については、一時的に減便することを明らかにしました。 大韓航空は、日本路線を縮小する一方で、東南アジアやオセアニア、中国路線の強化を図ると説明しています。 これに先立ち、大韓航空は、プサンと札幌を結ぶ路線を運休することをすでに発表していて、日韓関係の悪化が影響している