日本の企業は、海外や金融投資により金融資産を増やしています。他の主要先進国との国際比較により、日本企業の金融資産の特徴を可視化してみます。 1. 日本企業の金融資産前回は企業の金融資産と負債の差額である、純金融資産(Financial Net Worth)についてフォーカスしてみました。 家計、企業、政府、金融機関、海外の経済主体ごとに、純金融資産(負債)を合計するとゼロになります。 基本的にはどの国も、家計の純金融資産が増え続けます。 その一方で、純金融負債を増やす主体が必要になりますが、通常その役割を担うのが企業です。 しかし主要国では日本だけ企業の純金融負債が目減りしているため、その代わりに政府と海外が純金融負債を増やしている状況です。 上記のように、日本の経済は企業の変質という他国にはない事情を抱えているようです。 今回からはさらに企業の詳細な状況について深堀してみましょう。 今回
