質問日:2019年 4月 9日 第198国会 安全保障委員会 日米「空域調整」認める 沖縄周辺 民間機脅かす危険 赤嶺氏が追及 衆院安保委 沖縄県周辺の上空に米軍が“臨時”訓練空域(アルトラブ)を設定し、民間機の安全を脅かしている問題で、防衛省は9日の衆院安全保障委員会で、米軍嘉手納基地の第18航空団に航空自衛隊員を派遣して日米間で訓練空域の調整をしていると明らかにしました。同省はこれまで米軍のアルトラブについては関知していないとしてきましたが、実際には把握できる立場であることになります。 沖縄県周辺には、日米地位協定により米軍が使用している空域が20カ所あり、民間機の運航に支障をきたしています。一方、第18航空団が作成した「空域計画と作戦」(2016年12月28日付)で、米軍が同県周辺上空に「固定型」アルトラブを常時設定し、訓練空域を事実上拡大していることがわかっています。 9日の同委で