次世代に伝えたい国内の独創的な技術や製品を日本機械学会が認定する「機械遺産」に北九州市の住宅設備メーカーが32年前に発売した「ウォシュレット」の製品名で知られる温水洗浄トイレが選ばれました。 機械技術の専門家などで作る日本機械学会は、次世代に伝えたい日本国内の技術や製品を、その独創性や国民生活への貢献を評価して、毎年、「機械遺産」として認定しています。 ことしは5つが認定され、北九州市の住宅設備メーカー「TOTO」が昭和55年に発売した温水洗浄トイレ「ウォシュレットG」も選ばれました。 発売された当時、トイレでお尻を水で洗う習慣はありませんでしたが、優れた性能が評判を呼び、大ヒットとなりました。 現在、温水洗浄トイレの世帯普及率は70%を超えていて「ウォシュレットG」は日本人の生活様式を一変させるきっかけになったとして歴史的価値が認められました。 機械遺産にはこれまで東海道新幹線0系や戦後