国民1人1人に番号を割りふる「共通番号制度」、いわゆる「マイナンバー制度」の運用が来年から始まるのを前に、内閣府が制度の認知度などを調査したところ、制度の内容を知らない人が70%を上回っています。 年金の受け取りや納税などの手続きを簡略化するため、国民1人1人に番号を割りふる「共通番号制度」、いわゆる「マイナンバー制度」は、来年1月から運用が始まります。 これを前に、内閣府は先月、全国の20歳以上の3000人を対象に世論調査を行い、56%に当たる1680人が回答しました。 それによりますと、制度を知っていたか尋ねたところ、▽「内容まで知っていた」と答えた人が28%だったのに対し、▽「内容は知らなかったがことばは聞いたことがある」が43%、▽「知らなかった」が29%で、制度の内容を知らない人が70%を上回っています。 制度に期待することは何か複数回答で尋ねたところ、最も多かったのが、▽「社会