クニ河内(82)とチト河内(79)が17日、東京・神楽坂ソシアルクラブで「河内兄弟ライブ」を開いた。 まず1人で登場したクニはピアノを弾きながら「真面目に音楽をやるのが、だんだんつらくなってきた。(お客さんの)拍手のタイミングがわからなくて不安」と言いながらも「歌えなくなる前に」「一本のペン」をひょうひょうと歌い上げた。 イントロを弾きかけて「メロディーを忘れたのでやめます」とマイペースで進行。北海道の帯広に移住してから作ったという「ふるさとってなんだろう」。そして「雨の女」を歌って「この店の前を歩いているような気がする」と話した。 「クリスマスってなんだろう」を歌った後は「82歳になりました。子供の頃はクリスマスはなかった。お正月に神社に行って、餅をついてっていうのだった。戦争に負けてから、クリスマスがやって来た」と振り返った。 交代で1人で登場したチトはギターを手に「兄、クニ河内の絶妙