抗議デモが行われているジョージアの首都トビリシの議会前に整列する機動隊(2023年3月9日撮影)。(c)Vano SHLAMOV / AFP 【3月9日 AFP】ジョージアの与党は9日、外国とつながりのあるメディアなどに登録義務を課す「外国のエージェント(代理人)」法案を取り下げると発表した。法案をめぐっては、同様の法律がロシアで反体制派の取り締まりに利用されているとして、大規模な抗議デモが広がっていた。 旧ソ連構成国であるジョージアは、独裁的な傾向を強め、ロシア政府との関係維持を目指しているのではないかという懸念が強まっている。 ジョージアではこの法案が議会の第1読会で可決されたのを受け、7、8日に大規模な抗議デモが行われた。警察は放水銃や催涙ガスを使って鎮圧を図り、解散命令を出した。 警察によると、7日には70人以上の抗議デモ参加者が拘束され、警官50人が負傷した。 与党「ジョージアの