『別世界物語』(べっせかいものがたり、英:Space Trilogy)とはC・S・ルイスが1938年から1945年にかけて発表した幻想小説。 正式なシリーズ名が無いため、海外では他にも "Cosmic Trilogy " や "Ransom Trilogy " 等様々に呼ばれている。 概要[編集] 内容と世界観はファンタジーともSFとも言い難い内容で、ルイスのキリスト教的価値観が最も色濃く出た作品。デイヴィッド・リンゼイの『アルクトゥールスへの旅』とH・G・ウェルズの『月世界最初の人間』から影響を受けている[1]。 あの本を書き始めるきっかけとなったのは、私の学生の一人が地球を離れて他の惑星へ移り住むという夢のすべてをまったく真剣に受け取っているのを知ったこと、また、多くの人々がなんらかの意味で、宇宙の存在意義を人類の永在と向上という希望に見出しているということ―すなわち、死を絶滅させると