トップ > 静岡 > 8月14日の記事一覧 > 記事 【静岡】 手錠かけられ逮捕体験 県警で異例の“研修” 反発強く中止 2010年8月14日 盗撮行為で警部が逮捕されるなど不祥事が続く静岡県警が、警察署長ら所属長を除く警視と警部の全員に、逮捕の疑似体験をさせる異例の不祥事防止策を予定しながら、実施3日前の13日になって一転して中止を決定した。警察署の取調室で調書を取られ、手錠をはめられるなどの体験をさせることで、不適切な行為を起こさせないようにするのが狙いだったが、内部では「やりすぎだ」と反発が強まっていた。 関係者によると、疑似逮捕体験は「幹部職員に対するひとりひとりの心にしみわたる教養」と題され、16日から24日まで実施する予定で、約500人が対象とされた。 13日午前の中日新聞の取材に対し、県警監察課の担当者は「内部の反発などから、教養を中止する可能性もある」と説明。午後になって急