(セ・リーグ、広島1-0巨人、3回戦、広島2勝1敗、9日、マツダ)広島・前田健太投手(26)が先発し、7回6安打無失点。3度目の先発で今季初勝利を挙げた。 巨人・菅野との投げ合い。打線は一回に1点を先制。これに応えるかのように、二回二死満塁のピンチも、菅野を130キロのスライダーで一邪飛に仕留め、上々のスタートを切った。 7日の巨人戦(マツダ)では大瀬良が先発し九回途中、140球を投げて5安打1失点の力投。8日は野村が粘りの投球で連敗を7で止めた。「ああいう、(気持ちが)伝わるピッチングはいい。刺激になります」と2投手の姿に自らの気合も高まっていた。 6安打4四球と球数は117球を要したが、7回を無失点。救援陣も無失点リレーで今季初勝利をものにした。試合後、前田はTシャツに自らの似顔絵を書き、スタンドに投げ入れ、声援を送ってくれたファンに応えていた。 (バッテリーを組んだ前田に)「ピンチで