「エプソムC・G3」(14日、東京) 天国のオーナーへささげるVだ。9番人気のダイワキャグニーが2番手から直線力強く抜け出し、13度目のチャレンジで悲願の重賞タイトルを手にした。現役屈指の府中巧者が、“自分の庭”で悲願成就。見事にエスコートした内田博も今年の重賞初制覇で、16年連続のJRA重賞Vを決めた。2着に5番人気のソーグリッタリング、3着に18番人気のトーラスジェミニが入り、3連単は421万超えの大波乱となった。 ついに“オープン大将”返上だ-。得意の東京を舞台に、ダイワキャグニーが輝きを放った。13度目の挑戦で悲願のタイトル奪取。天国のオーナーへ、最高の報告がかなった。 大外から気合をつけてトーラスジェミニが主導権。これを見てスッと番手に控えた。前日からの雨でぬかるんだ馬場に、ライバル勢が後方で苦しむ中、抜群の手応えで直線を迎えた。ラスト200メートル手前で逃げ馬をかわすと、鞍上が