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ブックマーク / cocolog-nifty.hatenablog.com (5)

  • 豆ご飯の苦悩 - 山下泰平の趣味の方法

    私は豆ご飯が嫌いだった。 数年前に当に嫌いなのか確認したくなり、野菜の無人販売所でウスイエンドウを購入し豆ご飯を作ってみたところ異常に美味かった。それで私は豆ご飯が嫌いではなかったということが判明した。 私の同年代には豆ご飯を嫌う人がわりといて、当時は冷凍のグリンピースを使った豆ご飯が主流だった。そういうレシピが局地的に流行していたか、学校給で使われていたのかもしれない。今は冷凍の技術も発達していてまた違う状況なのだろうが、昔は冷凍グリンピース自体が美味しいものではなかった。そりゃ美味しくはないよねといった感想で、とにかく昔の冷凍グリンピースで作るのと、サヤに入った新鮮な豆で作る豆ご飯は全く別物だという感想であった。 それ以来、毎年豆ご飯をべたくなりウスイエンドウを無人販売所に買いに行くんだけど、豆は人気があるため基的に争奪戦である。あったら躊躇せずにすぐ買うというスタイルでなくて

    豆ご飯の苦悩 - 山下泰平の趣味の方法
    goldhead
    goldhead 2023/05/19
    これに最近気づいた>"私の同年代には豆ご飯を嫌う人がわりといて、当時は冷凍のグリンピースを使った豆ご飯が主流だった"
  • 一九二〇年の東京で貧しい若者が苦学に成功する方法・金子文子の場合 39000文字 - 山下泰平の趣味の方法

    一九二〇年の東京で貧しい若者が苦学に成功する方法 どうすれば金子文子は卒業できたのか 苦学と金子文子の状況と 小学校時代 優秀であるがゆえの悲劇 文子の痛手 文子の上京 幸運な上京 文子の戦略ミス 厳しい苦学界 苦学の真実 嫌な社会 女性の苦学は難しい 文子が最初にしたほうがいいこと 先人の跡をたどれば 犯罪スレスレで苦学した男 苦学を使って大儲けした男 そもそも苦学が必要ない人たち メディアを使って記者になる 登校拒否の人 せずにいられないことをする 苦学を成功させるには まとめ 一九二〇年の東京で貧しい若者が苦学に成功する方法 親ガチャなんて言葉がある。「どういう境遇に生まれるかは全くの運任せ」といった意味らしい。対義語は「実家が太い」で、貧困層に生れてしまうと、選択肢や機会が極端に少ないなんて問題もある。これらはずっと存在していたものではあるが、 SNS などで格差や個々人の能力や考

    一九二〇年の東京で貧しい若者が苦学に成功する方法・金子文子の場合 39000文字 - 山下泰平の趣味の方法
    goldhead
    goldhead 2021/11/11
    なんであれ、とりあえず金子文子は読まれるべきである(https://goldhead.hatenablog.com/entry/20120317/p1)。そうはなれなかったけど、したたかに生きたやつらについて、まだ自分には読み込む力がない、
  • ブロマガの思い出 - 山下泰平の趣味の方法

    ちょっと前まで『山下泰平のブロマガ』というのをやっていた。 なかなか面白い経験だったので、記録として思い出話を書いておくことにする。 なぜブロマガだったのか 文化を認識していなかった ニコニコ文化圏とは 良かったこと 悪かったこと 私のブロマガはどうなったのか インターネットで怒られるということ 人類との戦い 結局はどうなったのか なぜブロマガだったのか 当時は雑誌で連載なんかをしていて、宣伝用のメディアが欲しかった。その時期に、たまたまブロマガというサービスがリリースされた。(ような曖昧な記憶がある) できたてのネットサービスで注目されるのはわりと簡単だから、ブロマガでブログを書くかと思いブロマガを始めた。 ジブリとドワンゴは仲が良い。当時の私はジブリの雑誌で連載をしていたため、ドワンゴから頼まれてブロマガで書いていたと勘違いされることも多かったのだが、私は自分の勝手でブロマガを選んだ。

    goldhead
    goldhead 2016/06/10
    "彼らは真面目な話題とエンターテインメントをかっちり分ける傾向があった。彼らにとっては昔のことというのは、どうやら真面目な話題らしく、そこでふざけた話題が展開されるのが我慢ならないようだった"
  • 私は自転車の話がしたいんだ (約2万文字分) - 山下泰平の趣味の方法

    自転車趣味になりました 最近になって自転車はすごく面白いって思うようになってきた。これまで自分の中では自転車 is 普通という位置付けだったんで、自転車の話をしたいって思ったことなかったんだけど、今や自転車は良いという雰囲気で満ち満ちている。だから私は自転車の話がしたい。しかし周囲に自転車の話できる人がいない。 自転車好きな人と自転車の話したら良いかもしれないけど、私の自転車好きさはロードバイクに乗るとかそういう感じの自転車好きさではない。ボロい自転車をゴチャゴチャとイジくって喜んでるだけである。情報としての価値などない。自転車好きな人も、私の話など聞きたくないだろう。 しかし私は自転車の話がしたい。俺の自転車の話を聞けッ!という気迫があり、自転車には人を狂わせるなにかがある。 こちらは明治時代の自転車好きすぎて泥棒になった大工のイラスト自転車に乗りすぎて大工の仕事サボりまくってたら金

    私は自転車の話がしたいんだ (約2万文字分) - 山下泰平の趣味の方法
    goldhead
    goldhead 2016/06/06
    “インターネット以前だときちんと趣味している人と、変な方向で遊んでいる人が交流することってのはあまりなくて、分断された世界だった。”
  • 加齢で食が細くなったのに大盛りを頼んでしまう - 山下泰平の趣味の方法

    若い頃というのは、それなりに飯をべる。誰だってべる。 私の場合は事の時間を省略するため、一日に一大量にべるみたいなことをわりとした。だから定ラーメンは、常に大盛りを注文していた。痩せてるわりには一度に沢山べるほうだったと思う。 しかし人類には、加齢によって飯をあんまりべられなくなるという機能が付いている。オッさんになると、若い頃みたいに大盛りラーメンべてちょっと足りないなーってことがなくなってしまう。オッさんが大盛りラーメンべると、概ね腹が気持ち悪くなる。 私も昨日に大盛りラーメンと瓶ビールを頼んで腹が気持ち悪くなりました。最初のほうは美味かったけど後半は最悪だった。 オッさんの外観はキモい。その上に腹の中までキモくなったら全身キモくなりもう人間として終りである。オッさんは普通のラーメンを注文すべきなんだと思う。 もちろん若い頃から勢いでいまくり、デブってるオッさ

    goldhead
    goldhead 2016/04/07
    おっさんは心にスシマスターを飼わなければならない。「普通盛りで十分ですよ」。
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