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ブックマーク / blog.tinect.jp (8)

  • 「先輩、残業できないので生産性を上げる方法を教えて下さい。」

    「先輩、生産性を上げる方法を教えて下さい。」 Sは後輩のKから質問を受けた。 「なんで突然、生産性?」 Sは聞く。 「日は生産性が最低だと聞きまして」 「ほう」 「ちょうど会社も残業を削減しろと言ってるじゃないですか。残業が多いと評価が低くなるって。」 「だな。」 Kは当に困っているようだ。 「で、生産性が我が社最高との評判の高いS先輩に、教えを請いたいと思いました。」 「ふーむ。」 SはKのことを「素直だが、能力はちょっと低いやつ」と評価している。 真面目なのだが、機転が利かず、先読みができない。 おそらく他の社員たちも概ね、同じような意見だろう。 事実、彼は仕事は遅い。いつも夜遅くまで仕事をしているのを、皆が目撃している。 一昔前までであれば、「頑張っている」と評価されたかもしれない。 だが、今はもうそのような時代ではない。 おそらくこのまま行けば、彼の期末の評価は少なくとも中の下

    「先輩、残業できないので生産性を上げる方法を教えて下さい。」
    gologo13
    gologo13 2017/11/06
  • 「無知」は何とかなるが、「バカ」を変えるのは難しい。

    とあるグループのマネジメント上の課題を抽出してほしい、との依頼があり、昔、システムコンサルティング業を営む会社に訪問したことがある。 当時、リーダーおよびメンバーにヒアリングをかけ、状況を聞き、チームのミーティングにも出席して様子を見た。 すると、問題は明白であった。 1.若手の力量は低い 2.リーダーの力量が突出している 3.ただし、リーダーはメンバーの力量と意欲には無関心である。 この会社ではリーダーが仕事をしていない。正確には「仕事をしているのだが、マネジャーとしての仕事をしていない」と言うべきか。 元インテルのCEOであるアンドリュー・グローブが述べている状況のとおりである。 人が仕事をしていないとき、その理由は2つしかない。単にそれができないか、やろうとしないかのいずれかである。 つまり、能力がないか、意欲がないかのいずれかである。(中略) マネジャーの最も重要な仕事は、部下から

    「無知」は何とかなるが、「バカ」を変えるのは難しい。
    gologo13
    gologo13 2017/01/27
  • 「手が動かせない人」への処方箋

    ところで私は、かつて「手を動かさない人」でした。 仕事にせよ、勉強にせよ、創作にせよ、音楽にせよ、どんなことでも「ごちゃごちゃ考えているより、まずやってみて場数をこなした方がスキルは育つ」というのは、大体の場合で当てはまる普遍的なセオリーであると思います。 ゲーム開発、アプリ開発なんかでも、実績を残している人はみんな「いいからまずやってみろ」って言いますよね。 手を動かすこと、超大事です。手を動かすことによって、課題が生まれ、自信が生まれ、ノウハウが蓄積されていく。頭で考えているだけでは何も始まりません。考えたものは、出力しなくてはいけません。 ところが、世の中には「手を動かさない人」がいます。取り敢えずやってみろ、というアドバイスを受けつつも、なかなか「取り敢えずやってみる」という実施タームに移れない、もしくは移らない人ですね。先日、Books&Appsさん内でもそれについての記事が掲載

    「手が動かせない人」への処方箋
  • 報酬体系は、極めて不公平に設計されていてしかるべきだ、と有能な人は考えている。

    web上で、こんな記事がシェアされていた。 カンファレンスに参加したいという技術者に会社が許可を出さないので、技術者が実際に転職しようとしている、という話だ。 カンファレンス参加費(8,000円)を払わないと優秀なエンジニアを失う可能性があるという話 転職をしようとしている彼がどのような方なのか全く知らないので、以下は全くの当て推量だが、これを見て「知識労働者」の思考の様式の一端を垣間見た気がした。 一体、彼は会社の何に不満なのだろう。 もちろんたった8000円を惜しんでいるわけではない。彼は自腹でも参加費を出してカンファレンスに行っただろう。そうではなく、おそらく、やりたかったのは、会社を「試す」ことだ。 ————— 有能な知識労働者は、常に会社が自分のことを正当に評価しているか、試そうとする。例えば、以下のようなシーンでは常に会社を試す。 ・給与の交渉 ・セミナーへの参加許可 ・図書の

    報酬体系は、極めて不公平に設計されていてしかるべきだ、と有能な人は考えている。
    gologo13
    gologo13 2016/11/26
  • 「聞きにこない人」に困っている上司がやるべきこと

    マネジメントの観点からすると、企業においては4種類の人がいる。 1.上司が何も言わなくても、成果を出す人 口出し無用。できる人なので、有能な部下として活躍する。 2.上司の言うとおりにやって、成果を出す人 簡単な仕事であれば、きちんと上司仕事を設計し、彼らの仕事をレビューしながら進めれば、結果は出せる。ただし彼らを「上司が言わなくてもできる人」にするためには時間と忍耐が必要。 3.上司の言ったとおりにやっても、成果を出せない人 最初はここからはじまる。仕事を覚えたての時。 そして通常であれば、新人で会社に入ってから、3⇒2⇒1の順番で成長していく。 ところが、この流れから取り残されてしまうのが4.の人だ。 4.上司の言った通りにやらず、成果を出せない人 働かないわけではないのだが、とにかく上司の言ったとおりにやらない。そればかりではなく 妙なこだわりがあり、時間をかけ過ぎたり、指示を勝手

    「聞きにこない人」に困っている上司がやるべきこと
  • 「忙しい」と言っている人は仕事ができない。その理由。

    「忙しい人」になっても、あまり良いことはない。それどころか、「忙しい人」は迷惑な存在である可能性すらある。 何故そう言えるのだろうか。 昔訪れた、web系の開発を行ってる会社の話だ。 その会社は「プロジェクトマネジャーの表彰制度」を持っていた。半期ごとに最も頑張ったプロジェクトマネジャーを表彰する、といった内容だった。 そして、その賞の多くは「難局を見事乗り切ったプロジェクトマネジャー」や「炎上したプロジェクトを見事に治めたプロジェクトマネジャー」などに与えられた。 私は「なるほど、頑張った人が報われる仕組みなのですね」と何気なくコメントしたのだが、その会社のマネジャーの一人は私を軽蔑したように言った。 「いやいや、あの表彰制度は全く機能してないですよ。」 私は驚いた。 「なぜですか?」 「あたりまえじゃないですか。ホントに腕の良いマネジャーは、そもそも難局など迎えないですし、炎上もさせま

    「忙しい」と言っている人は仕事ができない。その理由。
  • 「いい人が採れないのは、ダメな会社だからです」という経営者の話。

    採用がほんとうに難しいです、という嘆きを経営者や人事の方から聞く。 「いい人を採るために何をしていますか?」 と伺うと「広告を増やしました」「イベントに参加しました」「SNSを活用しました」などと回答がある。単なるアピール不足で人が採れていないケースでは、これらの手段は有効である。 だが、ある経営者の話を聞き、私は大事なことを忘れていたと認識した。 私は、その経営者に世間話をしようと採用の話を何気なくもちかけた。 「いま、多くの会社で人が採れない、という悩みを抱えていますよね」 「そうなんですか?うちは人が採用できない、という悩みを持ったことはないですよ。」 「…当ですか?」 「当です。」 「…秘訣を教えて欲しいのですが…」 「真理は一つです。いい人が採れないのは、ダメな会社だからです。逆に言えば、良い会社であれば良い人が採れます。それだけの話です。」 「…もう少し具体的に教えていただ

    「いい人が採れないのは、ダメな会社だからです」という経営者の話。
  • 「話のわかりやすい人」と「わかりにくい人」のちがい

    前職の時から、私は「話のわかりやすさ」にはかなり個人差があると感じていた。 何故話のわかりやすい人と、わかりにくい人がいるのか?最初はよくわからなかった。「生まれつき」なのか?「訓練」なのか?しかし、いろいろな人と話すと、要は「サービス精神」のちがいなのではと思うようになった。 巷には色々と「話し方講座」があふれているが、細かいテクニックよりも、結局のところ「相手の立場から自分の話を見ることができるか」ということに尽きると思う。したがって、以下の8項目が重要であるとの結論になった。 「話のわかりやすい人」と「わかりにくい人」のちがい 1. 「結論」から話すか、「過程」から話すか 例 「今日の打ち合わせの結果どうだった?」と聞かれたとき 話のわかりやすい人は「うまくいきました」「イマイチでした」と結論から話します。 話のわかりにくい人は、「最初に○○の議題が有りまして、XXさんが○○と報告し

    「話のわかりやすい人」と「わかりにくい人」のちがい
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