16日の明け方、小惑星「2012DA14」が地球に最接近します。 この小惑星が地球へ一番近づく時間は16日の午前4時24分頃になります。 地表からの距離は約27700キロメートルになり、気象衛星「ひまわり」より地球へ近づくのです。 下の図は、日本での小惑星の見え方です。 (国立天文台 提供) 16日午前3時30分から午前4時前後に南西の空に見え始めます。 その後、北へと移動し、午前5時過ぎくらいまでは見えそうです。 ただ、肉眼で見ることはできないので、 興味のある方は望遠鏡などを使って見てください。 さて、小惑星が見られるかどうかは、16日早朝の天気が重要です。 星空指数をご覧ください。 北海道から本州の太平洋側、四国、九州南部は 星の数が5つということで、小惑星を見られそうです。 屋外で観察される方は、風邪をひかないよう、 寒さ対策をしっかりしてください。