陸上男子100メートルの桐生祥秀(25=日本生命)は近年、試合で左腕にアップルウオッチを巻いて、走っていました。ただ、今季初戦となる18日の日本室内選手権(大阪城ホール)の男子60メートルのレースでは、それを外して走ります。15日、ツイッターでは、こうつぶやいています。 「試合中のアップルウォッチ着ける禁止かー‥ 試合中何つけよ 新しい時計を探すか違うのにするか」(原文まま) アップルウオッチはレースで使えない!? でも、他の時計ならば使える!? どういう事なのか、日本陸連のルールに精通する担当者の方に聞いてみました。 その答えは、競技規則にあります。 第144条の「助力」に関する項目には、こう記されています。「競技中、競技場内で、助力を与えたり受けたりしている競技者は、審判長によって警告され、さらに助力を繰り返すとその競技者は失格になるということを勧告される」 そして「許可しない」行為が
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