国際宇宙ステーション(ISS)。スペースシャトル「ディスカバリー」から撮影(2011年3月7日撮影、資料写真)。(c)NASA / AFP 【11月16日 AFP】米国は15日、国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士が「宇宙ごみ発生事象」によって一時避難準備を余儀なくされ、調査を進めていると明らかにした。 これに先立ち、ロシアが衛星攻撃兵器(ASAT)の実験を行ったとの報告があったが、確認は取れていない。宇宙産業界からは、武力の誇示は地球低軌道上の宇宙飛行士を危険にさらすとの批判が出ている。 米宇宙軍は、宇宙空間でのごみ発生事象について把握していると発表。「ごみの分布を積極的に調査しており、宇宙に関与する全ての国が衛星操作に必要な情報を確保できるよう、活動を続けていく」と述べた。 一方、ロシア国営宇宙企業ロスコスモス(Roscosmos)は問題を重大視しない姿勢を示し、「宇宙飛行士が正