「ラマダン」という言葉を聞いたことがあるだろう。ラマダンは太陰暦であるヒジュラ暦の第9月の日の出から日没までは多くのイスラム教徒にとって最も神聖な月の名だ。彼らはこの間断食をし、飲み食いを絶って信仰を深める。 断食といっても1ヶ月間まるまる完全に絶食するわけではなく、日没から日の出までの間(夕方以降から翌未明まで)に一日分の食事を摂ることができる。 今年のラマダンは多くの国で6月18日に始まり7月16日に終了し、17日から祝祭期間に入った。ここではラマダンに関する興味深い7つの事実をみていくことにしよう。 1.ラマダン期間中は性行為も禁止 飲み食い禁止であるだけでなく、性行為も禁止だ。といっても、断食同様日没から日の出までの間は性行為は自由だが、日にたった1度の食事である。たらふく食べたの後で性行為をする人はほとんどいないという。つまり、実質的にラマダン中は繁殖行動はしないのだ。ちなみに、