アメリカの人気情報サイト『CNNGo』が「世界で最もおいしい50種類の食べ物」の第1位に選んだことから世界中で注目度が高まる「マッサマンカレー」は、タイ南部のご当地カレー。甘酸っぱさとコクのあるカレーを食べれば、9月の残暑を乗り切るパワーがみなぎってくる! 写真: 児玉晴希(STIJL) 文: 小松めぐみ(GQ) 「ガパオ食堂」のマッサマンカレーは1日50食以上出るという人気メニュー。ランチはライス、サラダ、スープ付きで¥780(お弁当¥500)、ディナーは¥980(ライスは別料金¥300)。 マッサマンとは“イスラム教の”の意。タイ南部に多いイスラムの人の料理とタイ料理の融合から生まれたマッサマンカレーは、ジャガイモとタマネギ、鶏肉をホロホロに煮込んだものだ。 タイ料理というと辛いイメージがあるが、このカレーは辛いというよりほのかにスパイシーで、甘酸っぱさが特徴的な奥深い味わい。フルーテ