「自分で自分のクビを絞めただけじゃないか」「無能経営者をとっとと追放しろ」――。日銀が13日に公表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)を受け、サラリーマンらからこんな声が上がっている。 短観では、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でゼロとなり、前回9月調査(プラス5)から5ポイント低下。悪化は4四半期連続で、大企業非製造業のDIも前回調査から1ポイント低下し、2期連続の悪化となった。 財務省と内閣府が公表した2019年10~12月期の法人企業景気予測調査でも、大企業全産業の景況判断指数(BSI)は2四半期ぶりのマイナスとなる6・2。製造業、非製造業とも悪化し、下落幅は熊本地震が発生した16年4~6月期のマイナス7・9以来の大きさだった。 ■消費増税を提言しながら、実行されたらお手上げ いずれの調査も今の日本経済がメタメタだということを示しているワケだが、マイナスの