タイトルが全てです。 個々のパーツとしてはありふれた部品なのに、合体させると「存在しない漢字」になる組み合わせは一体何なのか調べてみました。 ※この記事は TSG Advent Calendar 2022 の14日目の記事です。 手法 以下の手順で「ありそうで存在しない漢字」を調べることにしました。 すでに存在する漢字を構成する部品を調査する 出現回数が多い部品どうしを組み合わせ新たな漢字を作る 構成する部品の出現頻度から、それぞれの組み合わせの「ありそう度」をスコア付けする スコアが最も高いものを「最もありそうで存在しない漢字」とする CHISE 漢字構造情報データベースは、Unicodeに収録されている全漢字を含むさまざまな漢字の部品構造をデータベース化したオープンデータです。今回はこちらのデータを利用して調査を行うことにしました。 頻出部品を調査する UnicodeのCJK統合漢字か
Slack は、メッセージのどこからどこまでハイライトするかを、 Unicode の私用領域 *1の U+E000 と U+E001 を使って表しているらしく、こういう HTML を glitch とかで書いて、 <html> <head> <meta property="og:title" content="Slackでタイトルをハイライトする" /> <meta property="og:description" content="Slackで説明も好きな部分をハイライトする" /> </head> </html> そのページを Slack で展開させたりすることで、好きな部分を勝手にハイライトできて面白い *2 *3。 ちなみに printf "\ue000寿司\ue001が光ったら成功"
二重跳びしまーす!>𓀪 𓀡 <逆立ちしまーす! コスプレだよ>𓁆 𓁌<おまえはなにやんの? 私ははてなの神>𓁲 𓀊<ひえ〜!
import re re.match(r'\d{4}-\d{2}', '٢٠٢٢-٠٦') Pythonで書いてはいますが、内容を補足します。「'٢٠٢٢-٠٦'」という文字列が、数字4文字+ハイフン+数字2文字にマッチするかどうか、という正規表現を書いています。 一見するとどう見ても数字4桁ではないので、正規表現にマッチしないように見えますよね???? 実は正規表現にマッチします!!!というのが今回の記事の内容になります。 そもそも正規表現における数字の扱いとは 今回はPythonの正規表現のライブラリを利用しているので、公式のリファレンスを見てみましょう。 該当の部分には以下のような記述があります。 \d Unicode (str) パターンでは: 任意の Unicode 10 進数字 (Unicode 文字カテゴリ [Nd]) にマッチします。これは [0-9] とその他多数の数字を
こんにちは。徒然なるままにTweetを眺めていたら、Tanakaさんがこのようなことを呟いていました。 そういやRustのStringにreverseメソッドないなと思ったけど、まあよく考えたらUTF-8で文字逆転させるとか地獄のような話になるしそもそも長さが変わるケースとかあったりしそうで怖いわな・・・(´・_・`) — Hideyuki Tanaka (@tanakh) May 1, 2021 背景等はよくわからないですが、文字列の反転というのは確かに難しい問題ですし、どう難しいのかというのを、ちょっと真面目に考えて解説してみました。というノートです。 本文での表記についてこれから文字とそのバイト表現の話をしていきます。文字のエンコードの方式で同じ数値でも色々意味が分かれてしまいますので、本文では以下のように表記することにします。 Unicodeコードポイント(以下、単にコードポイント
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