たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は6日昼、BS11の番組収録で、昨年末の民主党政権からの連立への参加打診について「菅直人首相から『たちあがれ日本と協力できないか。平沼赳夫代表を閣僚に取りたい』と2度、話があった。平沼氏は『その方針でやってくれ』と言った」と述べ、平沼氏が参加に前向きだったと明らかにした。 また、与謝野氏は、民主党の岡田克也幹事長と平沼氏の昨年12月22日の会談の様子について「岡田氏が国会の現状、政権運営の苦しさ、未解決の拉致問題を話し、平沼氏が『協力するにやぶさかではない。ただし、亀井(静香国民新党代表)氏のような扱いはしてほしくない』と(応じた)」と明かした。 ただ、平沼氏を除く所属議員の賛同が得られず、連立参加を見送ったという。たちあがれ日本の連立参加をめぐっては、与謝野氏が参加に前向きな一方、平沼氏は終始反対だったとみられていた。