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ブックマーク / info-d.hatenadiary.org (6)

  • インフォグラフィックの注意点 - 情報グラフィックス・ノート

    インフォグラフィックというデザインの一分野がある。魅力的な色や形、イラストなどを使って、ある情報(データなど)に見る人を引きつけ、わかりやすく、あるいは面白く情報を伝えようとするものだ。 ちょっと持て囃されているところがあるけれども、作る側も見る側もいくつか注意しないといけない点があるとわたしは思っている。 たとえば、こんな例がある。1987年以降に倒産したアメリカの巨大企業の資産額を比較したものだ。縦軸が年、船の大きさが資産額を表している。 →拡大はこちら 一見してまずデータが非常に少ない。20社とその資産額、倒産年、事業領域を挙げているだけで、そのくらいの比較であれば表で十分に用が足りるだろう。 資産額を表す船の大きさは強引に6つに限定している。資産額$1050億ドルと$3270億ドルでは資産額が3倍も違うのだが(しかも1000億ドル単位≒10兆円単位で)、同じ船の大きさになってしまっ

    インフォグラフィックの注意点 - 情報グラフィックス・ノート
    gruza03
    gruza03 2013/04/13
    インフォグラフィックを作る人は情報の広告宣伝をしているのだと意識し、見る人は広告を見ているのだと意識したほうがよいと思う。
  • ミクロ・マクロのデータ表現手法 - 情報グラフィックス・ノート

    gruza03
    gruza03 2012/04/08
  • スモーレスト・エフェクティブ・ディファレンス(効果的最小差)とは - 情報グラフィックス・ノート

    Excelのデフォルトの機能を使って表やグラフを作ると、随分と見にくい表やグラフができてしまうことがある。作った側が見にくさに気づいていないことも多い。見にくい表やグラフは、データの内容を読み取って考える妨げとなるから、なるべくなら見やすくするに越したことはない。 表やグラフがちょっとしたデザインや配慮で随分と見やすくなることもある。毎度の受け売りで恐縮だが、アメリカの情報デザインの巨匠、エドワード・タフティの言う「スモーレスト・エフェクト・ディファレンス(the smallest effective difference;「効果的最小差」とわたしは訳している)」の考え方が参考になると思う。 スモーレスト・エフェクト・ディファレンスとは、タフティの定義によると、「全ての視覚上の相違を可能な限り微妙に、しかし明瞭で効果的にする」デザイン戦略である。彼の著書「Visual Explanatio

    スモーレスト・エフェクティブ・ディファレンス(効果的最小差)とは - 情報グラフィックス・ノート
    gruza03
    gruza03 2011/11/14
    「全ての視覚上の相違を可能な限り微妙に、しかし明瞭で効果的にする」デザイン戦略である。表やグラフで重要なのはデータそのものであって、罫線や派手な色づかいではない。
  • 分析的デザインの基本原則〜ミナールのロシア戦役地図を事例に - 情報グラフィックス・ノート

    情報グラフィックスは、大きく説明的デザインと分析的デザインに分けることができる。説明的デザインが情報の送り手側の認識や主張を伝えるためのデザインであるのに対し、分析的デザインは情報の受け手側が何かを発見し、思考することを助けるためのデザインと言える。 アメリカの情報デザインの権威、エドワード・タフティ(Edward Tufte)が著書"Beautiful Evidence"の中で、先日和訳したシャルル・ジョゼフ・ミナール(Charles Joseph Minard, 1781-1870)の1812-1813年ロシア戦役地図を事例にして、「分析的デザインの基原則」について説明している。 Beautiful Evidence 作者: Edward R. Tufte出版社/メーカー: Graphics Pr発売日: 2006/07/01メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 41回こ

    分析的デザインの基本原則〜ミナールのロシア戦役地図を事例に - 情報グラフィックス・ノート
    gruza03
    gruza03 2011/07/17
    ミナールのロシア戦役地図は、ポーランド(地図の左側)からロシアに進入したナポレオン軍を扱っており、軍の人員が次第に減耗していく様を帯の幅と数値で示している。
  • アフリカの本当の大きさ(2) - 情報グラフィックス・ノート

    前回ご紹介したカイ・クラウスの「アフリカ当の大きさ」(The True Size of Africa)は、アフリカ大陸の輪郭線に他の地域の国をジグソーパズルのピースのように当てはめて、アフリカの巨大さを感じさせようとするグラフィックだった。地図部分のみを抜き出すと、こういうものである。 面白い試みだが、引っかかるところもないではない。アフリカをひとつの塊とだけ捉えて、それ以上の情報がないところだ。 「アフリカ」とひとくくりにしてしまうのは実はいささか乱暴なことなのではないか、と、以前からそう考えている。アフリカ音楽アフリカ映画アフリカの芸術、アフリカサッカー……日にも「アフリカ料理」と看板を掲げた店があるけれども、エジプトとギニアとケニアと南アフリカ料理を「アフリカ料理」とひとつにまとめてしまっていいものなのだろうか? たとえば、日料理中華料理とタイ料理とインド料理とトル

    アフリカの本当の大きさ(2) - 情報グラフィックス・ノート
    gruza03
    gruza03 2011/01/16
    アフリカ大陸の輪郭線に他の地域の国をジグソーパズルのピースのように当てはめて、アフリカの巨大さを感じさせようとするグラフィックだった。
  • アフリカの本当の大きさ - 情報グラフィックス・ノート

    "The True Size of Africaというカイ・クラウス(Kai Krause。有名なソフトウェア・エンジニア/デザイナーの人だと思う)の作った面白い情報グラフィックスがある。タイトル通り、視覚的にアフリカの大きさを示したもので、こちらで閲覧/ダウンロードできる。 → My friend Kai Krause's Africa map updated. パブリックドメインに置かれているものなので、日語版を作ってみた。 実寸のものはこちらで閲覧/ダウンロードできます(同じくパブリックドメインです)。 → アフリカ当の大きさ カイ・クラウスのアイデアはご覧の通りシンプルでパンチがある。アフリカのアウトラインにさまざまな国をジグソーパズルのピースのように当てはめてアフリカの巨大さを感じさせようというものだ。一目瞭然で、インパクトがあり、アフリカの巨大さについて感じさせ、考えさせ

    アフリカの本当の大きさ - 情報グラフィックス・ノート
    gruza03
    gruza03 2011/01/16
    カイ・クラウスの地図は興味深いし、印象的だが、ちょっとひっかかるところもないではない。アフリカを「アフリカ」というひとつの塊としてしか見ていないところだ。それは案外と失礼なことなのではないか?
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