ブックマーク / agora-web.jp (37)

  • 毎日新聞・森ゆうこ前議員の両訴訟で勝訴確定

    毎日新聞訴訟で勝訴確定 毎日新聞に対する名誉起訴訴訟(2019年6月記事関連)について、最高裁から双方の上告申立を認めない旨の決定が日(1月11日)送付されました。 これで私の勝訴が確定しました。 件は高裁で勝訴判決が出ていましたが、当方にとっても十分満足できない部分があり、双方から上告申立をしていました。当方の主張が完全には認められなかったのは残念ですが、ともかく不当な名誉毀損報道だったことが確定しました。 判決を受け、まず毎日新聞には徹底した検証を求めたいと思います。 毎日新聞にはこれまでも繰り返し検証を求めてきましたが、「訴訟係争中」を理由に応じてもらえていませんでした。不当な報道を繰り返さないため、開かれた場での検証と結果公表が不可欠のはずです。 特に、当方の上告申立が認められなかった点(「記事には金をもらったとは書いていない」との毎日新聞の言い逃れが認められた点)については、

    毎日新聞・森ゆうこ前議員の両訴訟で勝訴確定
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    gryphon 2024/01/13
    “森前議員の事案は訴訟では勝ちましたが、大問題は、国会内でなされた誹謗中傷は免責特権で守られ、訴訟すらできなかったことです。 国会でこれについて問題提起をしましたが、残念ながら進展がありません。”
  • Colabo不正会計疑惑住民監査請求の結果がどれほど異例であったか

    こんにちは、音喜多駿(日維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。 日、仁藤夢乃氏が代表を務めるcolaboと不正会計疑惑を巡って対峙している暇空茜氏が、東京都に提出した住民監査請求の結果の一部を公開し、大きな話題になっています。 Colabo問題、東京都監査委が「件精算には不当が認められる」(SAKISIRU) Colaboの不正会計疑惑について行った住民監査請求の結果全文です ざっくりまとめ 2月28日までに ・遡って調べろ、不正があったら返金とかさせろ ・区分守らせろ ・こんなクソ報告書で通すな ・按分しろ ・他に流用すんな ・宿泊、給費に上限つけろ ・ちゃんと指導しろ pic.twitter.com/lNW80SbO2G — 暇空茜 (@himasoraakane) December 29, 2022 監査請求の詳細については当事者である暇空茜氏の発信をご参照いただくとし

    Colabo不正会計疑惑住民監査請求の結果がどれほど異例であったか
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    gryphon 2022/12/31
    ナニコレ “私の対応が、結果として今日明らかになった公金の不当使用につながった可能性があり、自らの行動を深く反省しております。誠に申し訳ありませんでした”/音喜多議員陳情に関する記録の公開請求も可能?
  • ウクライナ解説で防衛研究所の突出したテレビ出演を懸念

    防衛職員が連日のコメンテーターの異様 ロシアウクライナ侵略の報道で、連日連夜、防衛研究所のスタッフがテレビ番組に登場するのを見て、「ジャーナリズムの一環にい込んでしまったようで、やりすぎではないか」と、思ってきました。国家・国家機関とメディアは適度の距離を置いた存在でならなければならないのです。 防衛研の存在は知る人は知っていても、私を含め、多くの人々は「そんな研究所があったのか、しかも防衛省の一組織とは」でしょう。防衛省側に「この際、防衛研の名前を売り込みたい」という明確な方針がなければ、国家公務員が専属コメンテーターのように連日、メディアに登場できるはずはありません。 ウクライナ情勢、ロシア包囲網の現状、推移、展望は国民、経済社会の最大の関心事です。防衛研の情報取集活動と分析は不可欠な任務です。日には大小の研究所があっても、ウクライナ戦争に特化した情報を提供できるところはまずない

    ウクライナ解説で防衛研究所の突出したテレビ出演を懸念
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    gryphon 2022/05/01
    船橋洋一『シンクタンクとは何か』が超絶名著なので読んで。紹介文を書かねば……
  • Amazonカスタマーレビューの悩ましさ

    歴史Man working on a laptop. He is holding a message bubble symbol showing five star ration 昨今、一般書を発表した者にとって最も悩ましいのは、Amazonのカスタマーレビューだろう。ここでどう評価されるかがの売り上げにも影響する。それでいてレビューは玉石混淆である。 批判は真摯に受け入れるべきだろうが、的外れな罵倒・中傷も少なくない。単に汚い言葉で罵っているような類であれば読者も無視するから問題ないが、もっともらしい主張を展開しているものは厄介である。 一例を挙げよう。拙著『日中世への招待』(朝日新書)で、『家久君上京日記』という史料を紹介した。織田信長・豊臣秀吉と同時代人で、島津家の当主だった島津義久の弟、家久の日記である。 家久は天正3年(1575)2月に領地の薩摩国串木野(現在の鹿児島県いちき

    Amazonカスタマーレビューの悩ましさ
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    gryphon 2022/01/30
    “『家久君上京日記』を表面的に読むと、島津家久は連歌会を敬遠しているように映る。しかし、連歌会に誘われて「私は下手ですから」といったん断って…謙遜であり「作法」”
  • 五輪開催記念『サンデーモーニング』の東京五輪反対報道を検証する(前編)

    TBS『サンデーモーニング』は、開催地決定から開催に至るまで、東京五輪の価値をひたすら貶めるある種の「ディスカウント東京五輪運動 Discount Tokyo Olympic campaign」を展開してきました。 五輪の運営を客観的に分析した上で適正に批判することは、世界を繋げる「平和の祭典」を持続的に発展させていく上で重要なプロセスです。しかしながら、『サンデーモーニング』の東京五輪報道は、五輪の運営において発生した個別の問題に対して、建設的な解決策を議論することなく、恣意的に特定のスケープゴートを極悪人認定して攻撃するものであり、テレビ放送を使った大規模な【キャンセル・カルチャー cancel culture】そのものでした。五輪に関わる多くの事案が、番組を通して代わる代わる理不尽に大問題化され、日社会はその都度不必要な混乱を繰り返しました。 この記事では「サンデーモーニングの東京

    五輪開催記念『サンデーモーニング』の東京五輪反対報道を検証する(前編)
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    gryphon 2021/08/08
    番組内トークの文字起こしがあって、資料としては貴重
  • 共同養育・共同親権に向けて、超党派で動きが活発に

    親の離婚後の子どもの養育に関する問題の解消に向けて、上川陽子法務大臣は2月10日、法制審議会総会で家族法制の見直しを諮問した(拙稿:「共同親権」導入も議論:離婚後の養育をめぐる課題解消に向け、上川法相が法制審に諮問)。これを受けて3月4日、超党派の国会議員らで構成する「共同養育支援議員連盟」の総会が衆議院第二議員会館で行われ、法制審議会への諮問の報告と、別居している側の親と子の面会交流支援の取り組み状況について、法務省や厚生労働省の担当者が説明。総会は非公開で行われ、各党から20人以上の議員が参加した。 また、議連は、「面会交流」という用語について、「刑事施設等に収容されている者が想起されやすく、親と子が継続的に会うことを表す用語として必ずしもふさわしくない」として、「親子交流」と表すことや、法制審において、養育費の支払い確保だけを検討するのではなく、「車の両輪」である親子交流についても足

    共同養育・共同親権に向けて、超党派で動きが活発に
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    gryphon 2021/03/07
    『選択肢が増えるだけ。いやな人はそれを選ばなければいいだけで、反対する理由はない』が流行ってるよなあ “共同親権か単独親権かどちらか選べる選択的親権制度があってもいいのでは”
  • 森ゆうこ議員との訴訟審理開始:答弁書で驚きの新事実、毎日新聞は検証を

    森ゆうこ参議院議員は昨年、国会で繰り返し私を名指しし、犯罪相当の行為をしたなどと事実無根の発言を繰り返した。私の自宅住所をネットで晒しもした。国会での懲罰を求め請願を行ったが、残念ながら対処いただけなかった。 やむなく、今年2月、森議員を提訴した。国会議員の国会内の発言は免責特権の対象で、原則として訴訟で争えない。このため、今回の訴訟では、国会内の発言は対象外とし、 昨年6月の毎日新聞記事をネットで拡散したこと(名誉毀損) 私の自宅住所をネットで晒したこと(プライバシー侵害) の2点を対象とした。 自分自身の名誉回復等もあるが、それ以上に、こうしたことが繰り返されないよう、問題の生じる構造を究明し、国会論戦の改善などにもつなげられたらと考えている。 (参考)森ゆうこ参議院議員に対する訴訟の概要 毎日新聞記事は、私が国家戦略特区に関して提案者から200万円の指導料を受け取った、としか読めない

    森ゆうこ議員との訴訟審理開始:答弁書で驚きの新事実、毎日新聞は検証を
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    gryphon 2020/08/01
    “7月31日、ようやく1回目の口頭弁論が開かれた。当方の訴状に対し、森議員側の答弁書が提出された。事実は今後の訴訟の中で明らかにしていく。だが、それ以前に、答弁書をみて驚いたことが2つあった。”
  • 西浦モデル検証⑩「大阪モデル」がロジカルなプロセス管理

    安倍首相は誰に「謝罪」したのか? 5月4日、安倍首相は、緊急事態宣言の延長の決断を「断腸の思い」と表現し、この事態に至ったことをお詫びすると述べた。首相は、負担をかける国民に謝罪した。同時に、不十分な結果しか出せなかったことを、「専門家」の西浦博教授に謝罪したのだろう。 西浦モデルでは、1カ月で終息にまで持っていく道筋がつくはずだった。私からすれば、4月中旬以降の日の新規感染者数の減少は、国際的に見て、劇的だ。しかし、西浦モデルから見れば、「期待外れ」で「不十分な」ものでしかない。首相は、国民を代表して、「専門家」西浦教授に目標不達成を謝罪したのだ。 もともと4月7日の緊急事態宣言発出の際に、安倍首相は1か月で終息させるかのような発言まではしていなかった。むしろ「医療崩壊を防ぐ」という実際的な目標を掲げていた。しかし緊急事態宣言の運用過程の中で、西浦モデルに従った緊急事態宣言の理解がマス

    西浦モデル検証⑩「大阪モデル」がロジカルなプロセス管理
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    gryphon 2020/05/07
    “PCR検査数が少ないので陽性者の絶対数がわからない、といったことは、政策的な目的とは、全く関係がない話である。増減率を見るのは、トレンドを見るため”
  • 玉川徹の妄言垂れ流し:水島宏明とヤフー個人に引退勧告する

    アゴラの4月のページビュー数が29日の段階で1000万に到達した。月間1000万の大台は私が編集長になってから4度目。 もちろん、アゴラより後発の新興メディアでこの何倍も数字を叩き出すように成長していることを考えると、力不足でしかないが、テレビ、新聞が新型コロナの危機を煽ってばかりの論調に違和感を持つ読者が、流入しているようだ。実際、昨晩はツイッターは今回の騒動でアゴラの存在を初めて知ったという読者から激励の言葉もいただいた。 さて、1000万PVへのダメ押しとなったのは、昨日の朝に掲載した川松真一朗都議の記事だった。 玉川氏・岡田氏の「誤り」が明白になった瞬間 すでにお読みの方もおられるだろうが、東京都が発表する週末分のPCR検査結果について、玉川徹氏が28日のテレビ朝日系『モーニングショー』で「行政検査が土日休みになる」などと事実に反することを述べ、岡田晴恵氏らも同調。都庁のコロナ対策

    玉川徹の妄言垂れ流し:水島宏明とヤフー個人に引退勧告する
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    gryphon 2020/04/30
    “ヤフートピックスに記事が掲載された場合の影響力は、テレビの視聴率換算で3〜7%程度という分析がある”
  • 柚木議員には「説明する」か「議員辞職」か、どちらか選んでもらいたい

    柚木道義議員の10月23日衆議院内閣委員会での質問には、根的な間違いや、憲法違反と考えられる発言があった。特に重大な以下4点につき、柚木議員に繰り返し説明を求めてきた。しかし、いまだに説明がない。 また、柚木議員からは、11月5日にツイッターで「逃げ回らずに堂々と国会で真相究明の議論をしましょう」とのメッセージをいただいた。私は「ぜひ国会に呼んでください。伺います」とお返事したが、その後全くご連絡がない。 柚木議員はその後も国会質問をしているようだが、私の国会招致を要請しているのか、実現のため与野党でどう協議しているのか、一切説明がない。 ぜひ国会に呼んでください。伺います。 当事者双方の証人喚問を検討いただくよう希望します。 証人喚問ならば、国会議員の方も免責特権の対象外。公正に、真相を明らかにできると思います。 https://t.co/NHH5wfXYTf — 原英史 (@hara

    柚木議員には「説明する」か「議員辞職」か、どちらか選んでもらいたい
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    gryphon 2019/11/23
    「国会議員の懲罰を求める署名活動を、やめさせるよう議員が大臣に国会で要求する」のは憲法上問題があるのか、これ真面目に専門家が議論してほしいのだが(結構面白い論点だと思う)
  • 柚木道義・衆議院議員の「言論弾圧」に屈するつもりはない

    森ゆうこ・参議院議員の10月15日参議院予算委員会における事実無根の誹謗中傷について、懲罰を求める署名活動を進めている。 国会議員による不当な人権侵害を許さず、 森ゆうこ参議院議員の懲罰とさらなる対策の検討を求めます。 これに対し、10月23日衆議院内閣委員会において、柚木道義・衆議院議員で「とんでもない」との批判を受けた。 全く理解できない。 私は、森議員にいわれなく犯罪者相当だと誹謗中傷された。しかし、国会内での発言は、訴訟による対処が一般に難しい。そこで、自らの名誉を守るため、やむなく署名活動を始めた。これが、なぜ「とんでもない」ことなのか。 しかも、柚木議員は、北村誠吾・内閣府特命担当大臣に対し、「国家戦略特区ワーキンググループの座長代理が弾劾署名を集めるのは適切なのか」と何度も迫って答弁を求めた。つまり、政府に対し、私に署名活動をやめさせるよう迫った。 これは、「言論弾圧」そのも

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    gryphon 2019/10/25
    この辺は木村草太、南野森、大屋雄裕、井上武史氏らに憲法や法哲学の議論をしてほしい
  • 長谷部恭男教授の「憲法学者=知的指導者」論に驚嘆する

    長谷部恭男教授の最新刊『憲法の良識』(朝日新書)を読んだ。驚嘆した。憲法学者による著作群の歴史の中でも、ここまで徹底した他者否定と自己肯定は、珍しいのではないか。 公平に言おう。このは、長谷部教授へのインタビューの内容がまとめられたものに過ぎない。また、最後に付け加えられた長谷部教授が自身の人生を愛読書と共に振り返る箇所などは、面白いところもある。 それにしても、である。冒頭から一調子で延々と続き、最後にまた繰り返される徹底した他者否定と自己肯定は、強烈だ。特に目を見張るのは、他者否定と自己肯定が、「憲法学者であるか否か」、という基準によって展開していくことだ。 私は門外漢ながら、『集団的自衛権の思想史』と『ほんとうの憲法』を執筆した事情もあり、これまで主要な憲法学の学術書は、読み込んできたつもりだ。しかし今回の長谷部教授のは、すごい。異次元レベルの自己賛美の書ではないだろうか。 学

    長谷部恭男教授の「憲法学者=知的指導者」論に驚嘆する
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    gryphon 2018/05/01
    “9条2項の「戦力」禁止規定で、自衛隊の保持は認められないのか…(略)憲法学者の専門性が問われる場面だ、と長谷部教授は主張する。そこで憲法学者は何をするのか?「良識」を働かせるのだという”
  • 中国では桜の楽しみ方も急速に進化している

    3月27~29日まで無錫を訪れた。28日に恒例の無錫国際桜まつり開幕式があった。日の有志が桜の植樹を始めて31年目を迎えた。植樹グループの日中共同建設桜友誼林保存協会はご高齢ながら、なお地道に活動を継続している。そこに数年前から上海にいる日人留学生の一団が加わり、年々、活況を呈している。一方、中国の観光客が急増し、昨年から、記念イベントも週末から平日に変えざるをなくなったほどだ。この時期、携帯のウィー・チャットではあちこちで桜の開花を伝える写真が飛び交う。 確か5年前ほどだったか、上海総領事館のスタッフが日に夜桜の習慣があることを教えたところ、すぐ翌年から夜間の開放が始まった。今では大盛況である。 以前は桜の前で写真を撮る程度だったが、今では桜の下にシートを敷き、日の花見と同様、べ物や飲み物を持ち寄って宴会も始まっている。年々の変化に驚くばかりだ。 今年は上海から日総領事ばかり

    中国では桜の楽しみ方も急速に進化している
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    gryphon 2018/04/01
    “確か5年前ほどだったか、上海総領事館のスタッフが日本に夜桜の習慣があることを教えたところ、すぐ翌年から夜間の開放が始まった。今では大盛況である。”
  • 右寄りの月刊誌が存在感:新聞が載せる雑誌広告の大異変

    IT・メディアツイッターhttps://twitter.com/torusano1124/status/901396578660868097 「生老病死」の広告も満載 新聞経営の柱であった販売部数は落ち、第2の柱であった広告収入はネット広告にわれ、不動産事業で経営を補強をしている新聞社は増えているでしょう。特に新聞広告は質、金額とも急激に様変わりしています。 そのことを最も痛感したのは、保守、相当に右寄りの月刊誌「Will」(ワック出版)と、これと全く類似している「Hanada」(飛鳥新社)の広告が、複数の全国紙に競うように載り始めたことです。新聞広告の異変です。恐らく少部数でしょうから、どのようにして採算をとっているのか不思議です。 この2誌は、再三の朝日新聞攻撃、徹底した安倍政権擁護、さらに北朝鮮韓国中国など反日的な国に対する激しい非難など、確信的な編集方針を売り物にしています。

    右寄りの月刊誌が存在感:新聞が載せる雑誌広告の大異変
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    gryphon 2018/02/05
    雑誌広告、目につくね最近
  • 米国のシリア攻撃は国際法に違反しているのか ?

    昨日のブログでは、米国のシリアのシャリラト空軍基地攻撃は国際法上は違法と言わざるを得ないが、トランプ大統領の声明内容の妥当性も鑑みて、広範な支持が集まると想定される。日政府の支持も妥当だろう、ということを書いた。 ややこしい言い方だったかもしれない。大学の答案でも想定しているかのような言い方で恐縮であったが、議論の発展のための「正答」にするためには、以下のようなことにはふれてもらう必要がある。 国連憲章2条4項で定められた武力行使の一般的禁止の原則にてらして、合衆国の武力攻撃は違法だと言わざるを得ない。トランプ大統領の声明で言及されている行使理由は、いずれも違法性阻却理由として十分とは言えない。しかしこれは「武力行使に関する法」(jus ad bellum)についての違法性である。 トランプ声明で言及されている背景は妥当であり、シリア中西部で用いられた化学兵器は、化学兵器禁止条約違反であ

    米国のシリア攻撃は国際法に違反しているのか ?
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    gryphon 2017/04/10
    “朝日新聞の社説は…アサド政権やロシアと協調するはずだったのに、「行動に一貫性が見られない」、と論じた。(略)この論調では「ロシアと仲良くすると言ったのなら、化学兵器の使用くらい気にするな」と…”
  • 朝日新聞と籠池氏の蜜月関係

    朝日新聞の記事データベースで検索すると、2016年12月末までに「塚幼稚園」の記事が71見つかる。このうち64はベルマークで設備購入資金を取得した学校一覧表中に名前があるだけだが、他に7ある。 初出は1999年09月28日夕刊の『幼稚園対抗将棋だぞ 大阪・淀川区 【大阪】』である。これは、塚幼稚園と南港さくら幼稚園の園児が将棋の対抗戦を繰り広げたと伝える短い写真付き記事。次は2000年10月26日朝刊の『小さき一手、大勝負 園児らが将棋で熱戦 大阪市 /大阪』。内容は前記事と同様で写真付きだが、最後に籠池氏の次のような発言が載っている。 籠池靖憲・南港さくら幼稚園長は「思考力、集中力が高まり、勝負に臨むことで『自我』も出てくる。将棋はいいことずくめ」と話した。 2003年03月01日夕刊の『ちびっ子に広がるトライ 幼児ラグビー静かなブーム 【大阪】』は1121文字で写真付きの大き

    朝日新聞と籠池氏の蜜月関係
  • 自衛隊南スーダン派遣をめぐる「ポスト事実」言説に対する検証

    英国国民投票や米国大統領選における「ポピュリスト」の台頭をめぐり、嘘が事実のように語られる現象を指す「ポスト真実(post-truth)」という言葉が、流行語となった。日でも、政権を批判するなら何でも許される、という勢い任せの「ポスト真実」の「ポピュリスト」言説が目立っている。自衛隊の南スーダンからの撤収も決まったところで、そろそろそれも店じまいの時期ではないか。今回は、嘘が真実として記憶されてしまわないために、自衛隊南スーダン派遣をめぐる「ポスト事実」検証の記事を書いておきたい。 <駆け付け警護は「文民の保護(PoC)」を目的にしている>・・・False 改正PKO法は、「文民の保護(PoC)」活動を扱っていない。「活動関係者」の保護だけである。PKO法第三条第五号ラの実際の条項を読めばすぐわかる初級の間違いである。 <国連は戦争をしなかったが最近のPKOは戦争をするようになった>・・

    自衛隊南スーダン派遣をめぐる「ポスト事実」言説に対する検証
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    gryphon 2017/03/14
    “交戦権なるものは現代国際法には存在していない、日本国憲法において、否定されるためだけに登場する概念である”
  • 「金正男=愛されキャラ」への違和感

    「おちゃめな一面もあった」? 金正男が死亡したとのニュースは日国内でも大きな話題になっている。事件にはもちろん驚いたが、さらに驚くのは、その中に「残念」「好きだったのに」「彼なら北朝鮮を変えてくれたかもしれないのに」といった親しみと期待のこもった嘆息が目立つことだ。ある種のネタとして言っているのかなと思ったが、どうやらそうでもなさそうだ。 特に問題なのはプロまでが彼との距離感を狂わされていたのではないかという疑いだ。 まずは朝日新聞。〈絵文字のメッセージ、酒席で日の思い出 金正男氏を10年取材、記者が振り返る〉と題する峯村健司記者の署名記事。 「正男氏は、かわいらしい絵文字やスタンプも交えながら、私の健康や家族のことをいつも気遣ってくれた」 「話に夢中になって杯が空になると、先に日酒をつぎ足してくれるのは、正男氏の方だった。接客する女性店員にも冗談を言ってからかう、おちゃめな一面もあ

    「金正男=愛されキャラ」への違和感
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    gryphon 2017/02/18
    ま、本来的には「現皇帝との比較では」に限定される話ですな “いいドラ息子と悪いドラ息子を比べているような感じだが、ドラ息子にかわりはない。”
  • 議論呼ぶ「中絶」に関する法王書簡

    ローマ法王フランシスコは21日、法王書簡「Misericordia et misera」を公表し、中絶した女性が悔い改めるならば罪が許される道を明らかにした。その際は、教区司教の前に懺悔する必要はなく、通常の神父の前に懺悔をすれば許される。 同法王は昨年9月1日、今月20日に終わった特別聖年(2015年12月8日~16年11月20日)の期間、全ての神父に中絶者への許しの権限を与えると発表したが、今回の法王書簡はそれを今後も継続することを明らかにしたものだ。 ローマ法王の書簡が公表されると、信者たちの間ばかりか、聖職者の中でもさまざまな議論が出てきた。バチカン放送によれば、バチカン法王庁「新福音化推進評議会」の議長サルバトーレ・フィジケッラ大司教は21日、ジャーナリストの質問に答え、「ローマ法王の決定は罪から即免除されることを意味するものではない。回心と神の慈愛が同時に関わった場合だ」と戒め

    議論呼ぶ「中絶」に関する法王書簡
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    gryphon 2016/11/29
    というか、懺悔って罪の重さに応じて「Aの場合は普通の神父、Bの場合は司教」とか区分されてたのか。 “教区司教の前に懺悔する必要はなく、通常の神父の前に懺悔をすれば許される”
  • ヒラリーがトランプを全米得票数で上回った本当の理由

    全米総得票数でヒラリーがトランプを上回っても無意味 大統領選挙の全米総得票数でヒラリーがトランプ氏を上回る結果となりました。この一事をもってヒラリーに民主的な正統性があるかのように主張する人々がいます。 しかし、重要なことは「ヒラリーは選挙に負けた」ということです。 民主主義国家では、選挙の前提として法律によってルールが設けられており、各候補者はそのルールに従って選挙活動を行っているという当たり前の現実があります。 ヒラリーがトランプ氏に総得票数で上回って選挙人数で負ける、という構図については「ふーん」という参考値程度の話題でしかなく、殊更取り上げて重要視するほどの意味はありません。 選挙活動はルールに最適化された戦略に基づいて実施される 選挙はルールが決まった民主主義の試合です。そして、完璧なルールは存在せず、その時点で人々が妥当と認めているルールで行われることになります。そのため、事前

    ヒラリーがトランプを全米得票数で上回った本当の理由
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    gryphon 2016/11/28
    “トランプ氏がロムニーと比べて得票数を減らしたほぼ全ての州は元々民主党・共和党の勝敗が決している州ばかりでした。これらの州に勢力を投入しても結果は変わらないので、実に見事な手の抜きぶり”