![[DATAで見るケータイ業界] 5Gネットワークの整備状況から見る「現在地」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/444e25d2d0cc259a3f04e49d15540becfe3b281e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fk-tai.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fktw%2Flist%2F1540%2F790%2F2.png)
こんにちは。IDデータセンターマネジメントの上坂です。 「5G(第5世代移動通信システム)」という単語を目にする機会が減ってきたと感じます。 ChatGPTやStable Diffusionをはじめとする生成AIが注目されたことにより、相対的に話題に上がらなくなったものと推測されますが、5Gに対する興味の薄れが根本にあるのではないかと感じています。今回は5Gの現状について書かせて頂こうと思います。 5Gの普及状況 総務省により公表された2022年度末時点での「日本全国の5Gネットワーク環境の整備状況」によると、全国の5G人口カバー率は96.6%となっています。この数値は総務省が掲げる「デジタル田園都市国家インフラ計画」の目標値(2023年度末:95%)を上回り、1年前倒しで計画を達成し順調です。 【参考①:5Gの整備状況】 出典:総務省5Gの整備状況(令和4年度末)の公表 【参考② 都道府
「より高速でつながる未来」という5Gの宣伝文句は素晴らしく魅力的ですが、プロダクトデザイナーにとっての5Gの定義は、それほど明確にはなっていません。 5Gは、私たちが知っているこれまでのモバイル通信とはほぼ別次元のものです。4Gのような従来の技術とは異なり、5Gのネットワークは統一されたものではありません。5Gはこれまでの技術を進化させたものではなく、さまざまな用途に応じた新しいネットワークの集合体です。そのため、5Gのとらえ方に少し混乱が生じています。 とはいえ、5G規格の前途は素晴らしいものです。最大20GB/秒の通信速度、信号の伝搬時間(レイテンシー)の最小化、同エリア内での多数のモバイル機器の同時使用など、あらゆるワイヤレス体験が瞬時に可能になり、新たな可能性への扉が開かれます。動画のストリーミング再生の高速化やよりリアルなゲーム体験以外には何も変わらないという人も中にはいるでしょ
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