昔ながらの遊園地が次々と姿を消してゆく昨今、大阪府枚方(ひらかた)市にある老舗遊園地「ひらかたパーク(通称“ひらパー”)」が元気だ。 【写真】ひらパーのレッサーパンダ 1912年に開園したひらパーは、東京の浅草・花やしきに次いで日本で2番目に古い、関西圏の人にはおなじみの老舗遊園地。2000年代以降は不況や少子化の影響をモロに受け、一時期は入園者数や業績を落としていたが、ここ数年は順調に回復している。 その復活劇の立役者となっているのが、「ひらパー兄さん」なる人物だ。ひらかたパーク広報担当の石川真吾さんが説明する。 「初代ひらパー兄さんはブラックマヨネーズの小杉竜一さんで、2009年度から2012年度まで務めていただきました。そして、昨年からはスーパーひらパー兄さんとして、V6の岡田准一さんに務めていただいております。要するに当園のイメージキャラクターですね。岡田さんは枚方市出身でして