XMLベースの新プロトコル「SOAP」 XMLというものが、このコンピュータの世界に登場し、アプリケーションの中で実際に利用されるようになってから、かなりの時間が経過しました。ビジネスアプリケーションにおけるデータ連携に使用されることもありますし、本来の目的である電子文書作成のためのメディアとして利用されるなど、その応用範囲は多岐にわたっています。 そんな折、新しい形でのXMLの利用方法が提唱されるようになりました。そのうちの1つが、今回から2回にわたって紹介するSOAPです。SOAPとは、Simple Object Access Protocolの略で、XMLをベースとしたメッセージ交換のためのプロトコル仕様です。この仕様の作成と提出にはさまざまなベンダがかかわり、そして、アプリケーションの世界をこれから大きく変化させようとしています。 では、SOAPとは何をするものなのか、そして、これ
以下の内容はもはやメンテナンスされない古い記事です。 βえんどるふぃんは移転しました。 -- 移転先 -- 自分が使っているルーターを見たら、UPnPというものに対応しているらしいことが判明。 これって、たしかMSN Messengerなどのソフトウエア側が勝手にルーターのポートを 開いたりできる技術だったような・・・と、興味が沸いたのでチョット調べてみると、 2004/04/22現在、UPnPという用語自体を説明しているサイトは数あれど、 実際にUPnPでルーターの設定をいじくるプログラムの書き方を説明している日本語のサイトが 少ないようなので、誰かのためになればと適当にそこら辺を書いてみることに。 以下の内容は、無保証・無責任です。 サンプルプログラムは、OS:Windows 2000、ルーター(IGD):BLW-04FM(PLANEX)での動作を確認してあります
SOAP(ソープ)は、コンピュータネットワーク内のWebサービスの実装において、構造化された情報を交換するための通信プロトコルの仕様である。拡張性、中立性、独立性を導入することを目的とする。XML-RPCから発展した、XML Webサービスのための、XMLベースのRPCプロトコルである。 メッセージ形式としてXMLインフォメーションセットを使用する。また、メッセージのネゴシエーションおよび伝送はアプリケーション層のプロトコル(多くの場合HTTPまたはSMTP)に依存する。 SOAPにより、全く異なるオペレーティングシステム(例えばWindowsとLinux)上で走っているプロセス間でもXMLを使って意思疎通が可能になる。HTTPのようなWebプロトコルは全てのオペレーティングシステムにインストールされて走っているので、SOAPの仕組みを使えば、クライアントはその言語やプラットフォームが何で
Webサービスの基軸を構成するのは、SOAP、WSDL、UDDIの3つのテクノロジだ。この連載では、Webサービスの基本的な知識を身に付けるために、この3つのテクノロジの背景と仕様、機能などを分かりやすく解説していく。(編集局) Webサービスの中核技術〜SOAP/WSDL/UDDI Webサービスとは、インターネットの標準技術を使ってネットワーク上に分散したアプリケーションを連携させる技術のことだ。あるいは、その技術によって連携させられるアプリケーションそのものをWebサービスと呼ぶこともある。 Webサービスのことを「アプリケーション連携技術」とひと言で述べたが、実際のところWebサービスは単一の技術ではない。Webサービスは、メッセージ技術やセキュリティ技術やトランザクション管理技術など、実に広い範囲に及ぶ技術で構成されている複合的な技術だ。ただし、Webサービスを構成する技術の中に
海外ではWebサービスを取り入れた実用システムが次々と立ち上がっている。これを可能にしているのはWebサービス・セキュリティ技術の成熟だ。本稿は前後2回にわたって、実用Webサービス・システムに必要となるセキュリティ構築の実践的な内容を解説する。(編集局) 本格的なWebサービス実用化の時代を迎え、今日のWebシステム構築の現場ではXML、Webサービスのさまざまな適用事例が続々と生まれています。Eコマースにおいても、独自ソフトウェアによるシステムから、標準化されたWebサービス・ベースに移行しようとしています。これにより、ビジネスの継続性やビジネス環境の変化に迅速に対応する柔軟性を獲得した、次世代のインターネット・コマースをいち早く実現できるようになります。 しかし実際にビジネスにおいてWebサービス技術を使うには、開発スキル・信頼性・セキュリティ・処理性能など懸念される課題も多くありま
続いてはSOAPを利用したWeb APIについて見ていくことにしましょう。SOAPはSimple Object Access Protocolの略で、XML-RPCと同じようにネットワーク越しにサービスを呼び出すためのデータのやり取りを決めた仕様です。ただしSOAPはXML-RPCと違って、やり取りはHTTPだけでなく、ほかのプロトコルも使うことができるようになっています。 SOAPの仕様の策定には、XML-RPCを作ったたDave Winer氏も関わっており、シンプルなXML-RPCに、より多くの拡張性を持たせたものだということもできます。 SOAPでは、XML-RPCと同様にHTTPのPOSTメソッドを利用してXMLデータのやり取りを行います。ただしやり取りされるXMLデータは、XML-RPCよりもやや複雑です。 まずはサンプルを見てみましょう(リスト12)。 リスト12:SOAPのリ
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