こんな、 こんな、 こんな、食べ物があるのか! こんな第一印象でいかがでしょうか。 本厚木駅近くの厚木ラオシャンでタンメン(420円)に対する雄叫びです。 何かを入れ忘れたような薄いスープ。特別酸っぱいわけじゃないけど、お湯に酢を 入れた感じの薄っぺらさ。麺は中華麺とそうめんを混ぜてこさえたような淡白さ。 トッピングは刻みタマネギのみ。 なんかこのB級さにワクワクします。このまま食ってウマいはずはなく、卓に置かれ た自家製ラー油をたっぷりとかけるんです。 そんだらばさ、さっきまでの薄っぺら野郎が重厚な風味豊かなラオシャンという 食べ物に生まれ変わるんだす。香ばしさとほにゃららさが鼻につくウマさです。 麺やタマネギをラー油に潜らせて食う。クセになりそうです。スープはラー油 たっぷりの上澄みをすすり、足りなくなったらラー油をつぎ足して食う。ラー油と 言っても辛すぎず体はカッカ来てるのに味覚はウ