間違いなく、売れる!と自信を持てる新型車。それが、スズキ『ハスラー』だ。ダイハツ「タント」やスズキ「ワゴンR」などのフルモデルチェンジでは、代替え需要も豊富で好調に売れるのは当然。しかし全くのニューモデルで、必ず売れると確信できるクルマは意外に少ない。 ハスラーは数々の「売れる要素」を備えている。全高が1665mmに達する背の高い軽自動車とあって、室内空間は広い。その一方で、外観は流行の兆しを見せているSUVの雰囲気を併せ持つ。デザインも上手にまとめられている。さらに、低速域における衝突回避の支援機能も装着されており、安心感が高い。 「実用的で安心して使える背の高い軽自動車が欲しいけど、どのクルマも似ているんだよね」という不満に、しっかりと応えたのがハスラーだ。SUVのテイストもタイムリーで、時代の流れをつかんでいる。 クルマの造り方はオーソドックスだ。プラットフォームはワゴンRと共通で、