わさび(山葵・ワサビ・Wasabi)は、 アブラナ科ワサビ属の植物。根茎と呼ばれる部分をすりおろして、刺身、寿司のほか、海鮮丼、蕎麦(日本そば)、とろろ、山かけ、白焼きなどに、薬味、調味料、彩りとして用いられる。また、葉や茎は漬物や天ぷらに利用される。 特に、刺身や寿司など、食材として生の魚を用いたもので、その臭味消、毒消、風味付けなどの理由から「わさび」を必要とする食べ物、料理も数多く、ネギ、ショウガなどと共に、日本の料理には欠かせない薬味、食材の一つ。 北海道から本州、九州、四国の水のきれいな渓流沿いなどに生育、静岡や長野、岩手などで栽培されている。かつては島根県益田市匹見町で栽培される「匹見わさび」が有名で「東の静岡 西の匹見」とも称されたが、水害や生産者の減少などの理由で生産量が激減している。 わさびの主な産地と品種 わさびの主な産地としては静岡の伊豆、長野の安曇野 岩手の遠野、東