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ブックマーク / www.cinra.net (78)

  • ハンセン病患者・回復者らが絵に込めた、命懸けの表現とは。強制隔離下での絵画史100年を伝える展覧会をレポート | CINRA

    会場である国立ハンセン病資料館は、東京都東村山市にある国立療養所多磨全生園に隣接している。同園は、1909年に開院したハンセン病療養所で、2024年5月時点で94名の元患者(回復者)が入所している。 ハンセン病は、らい菌という病原菌による感染症だが、その感染力はきわめて弱く、現在では投薬と短期間の通院で治療可能な病気だ。だが、放浪するハンセン病患者を「文明国」にふさわしくないとし、強制収容の対象とした1907年の「癩予防ニ関スル件」の成立から、じつに1990年代半ばまで、患者・回復者たちを療養所に強制収容して社会から見えないようにする隔離政策が続けられてきた。 日の近現代史には数えきれない闇の部分があるが、ハンセン病をめぐる差別も積極的に語られることのなかった、しかしだからこそ語るべき歴史の一つだ。 国立ハンセン病資料館では、2022年に患者・回復者らが自身の暮らしのためにつくった道具を

    ハンセン病患者・回復者らが絵に込めた、命懸けの表現とは。強制隔離下での絵画史100年を伝える展覧会をレポート | CINRA
  • 美術館は何のためにあるか。国立西洋美術館初の現代美術展企画者、新藤淳主任研究員にインタビュー | CINRA

    東京・上野の国立西洋美術館で3月12日から企画展『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ』が開催されている。同館において初めて現代美術を軸に据えた展覧会であり、同館が現代作家の糧となってきたかを検証するという自省的な問いがテーマとなっている。そのため同館だけではなく、美術館という存在や美術界そのものについて切り込むような作品も並んでいる。企画者で同館主任研究員の新藤淳さんに、企画展の出発点をはじめ、作品や作家から受け取った課題、そして国立西洋美術館の存在意義などを語ってもらった。 ―国立西洋美術館は現代のアーティストを触発してきたのか? という問いが今回の展覧会の主題だったと思います。このような自己言及的なテーマにした理由や背景を、あらためて教えてください。 新藤:国立西洋美術館は主に中世から20世紀前半までの西

    美術館は何のためにあるか。国立西洋美術館初の現代美術展企画者、新藤淳主任研究員にインタビュー | CINRA
  • 『哀れなるものたち』が描く「無垢」な女性の知的探究と性的探究、世界改革のために思考し続けること | CINRA

    『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、グラスゴーの作家アラスター・グレイによる小説映画化した『哀れなるものたち』。自ら命を絶つも、天才外科医の手で生まれたての女性として蘇生したベラの成長物語というファンタジー作品ながら、彼女の探究の旅は現実と地続きだ。広い世界を知り、自らの知的欲求やセクシュアリティを追究していく彼女の姿が、現代の観客に手渡すものとは。映画文筆家の児玉美月がレビューする。 ※記事には映画『哀れなるものたち』編の内容に関する記述が含まれます。あらかじめご了承ください。 2023年、グレタ・ガーウィグによる『バービー』が世界興行収入10億ドルを超え、単独女性監督作品として史上初となる記録を樹立した。ヨルゴス・ランティモスによる新作『哀れなるものたち』は、ルックや設定、時代や国などあらゆる要素が違うにもかかわらず多くを共有す

    『哀れなるものたち』が描く「無垢」な女性の知的探究と性的探究、世界改革のために思考し続けること | CINRA
  • 松本大洋「漫画を嫌になりたくなくて」。メール取材で明かす『東京ヒゴロ』でも描いた創作の苦悩と喜び | CINRA

    『鉄コン筋クリート』『ピンポン』『Sunny』『ルーヴルの』など数々の名作を世に送り出し、多くの漫画家やクリエイターに影響も与えてきた松大洋。そんな松の最新作『東京ヒゴロ』が、2023年10月発売の第3巻で完結を迎えた。主人公である50代の漫画編集者を中心に、創作への葛藤や情熱を抱えたさまざまな漫画家と編集者の「漫画愛」「創作の哲学」を描いた作。 松大洋は、なぜいま、漫画家として35年以上ものキャリアを重ねてきたなかで、自身の職である「漫画」を真正面から題材に選んだのだろうか。作に通じる松自身の「漫画」に対する愛情・創作論・哲学……なども探りたく、メールで取材を依頼したところ、12個の質問に対してテキストで想いを綴ってくれた。 「漫画を好きかどうかもわからなくなりそうで、つらかった時期もあった」と明かしてくれた松が、それでも漫画の創作を続けられた理由とは? 稿では、松

    松本大洋「漫画を嫌になりたくなくて」。メール取材で明かす『東京ヒゴロ』でも描いた創作の苦悩と喜び | CINRA
  • 八代亜紀が語る、ホステスや罪人の哀しみも支えてきた歌手人生 | CINRA

    “舟唄”“雨の慕情”“愛の終着駅”……ヒット曲を数多く持つ演歌界の大御所が、この数年、新たな音楽ジャンルへの挑戦を続けている。2012年にリリースしたジャズアルバム『夜のアルバム』は世界75か国で配信され、ニューヨークのジャズクラブ「Birdland」でのライブも実現させた。マーティ・フリードマン作曲“MU-JO”ではロックにも挑んだ。今回リリースされる『哀歌-aiuta-』はブルースアルバム。寺岡呼人プロデュースの作は、ブルースの名曲カバーに加え、THE BAWDIES、横山剣、中村中からの楽曲提供を受け、歌手・八代亜紀の心をブルースに注いだ。 人に寄り添い、共に悩み、その声を届ける。八代は、「私は表現者ではなく代弁者」と語る。八代亜紀の音楽には、哀しみの中にある人への眼差しが通底する。だからこそジャンルを越境しようとも、決してジャンルに飲み込まれない温かみを帯びる。終始微笑みながら丁

    八代亜紀が語る、ホステスや罪人の哀しみも支えてきた歌手人生 | CINRA
  • 映画祭の役割は賞だけじゃない。押井守監督がほぼノンストップで語るアニメ文化の継承と業界の問題点 | CINRA

    今年から、『新潟国際アニメーション映画祭』が開催される。映画祭の特徴は、これまで、公の場ではあまり批評の対象とされてこなかったエンターテイメント作品も取り上げている点だ。「商業」「アート」の垣根なく作品を評価し、アニメ文化を守り継いでいくために開催される映画祭。第1回目の審査員長を務めるのが、1970年代からアニメ業界で作品をつくり続けている押井守氏だ。今回は、幸運なことに押井氏にインタビューする機会を得て、アニメ業界への課題感や映画祭の意義についてうかがった。 撮影込み30分という限られた取材時間のなか、押井監督はひとつの質問に対してほぼノンストップで語り続け、60分インタビュー並の分量に。その発言内容にはアニメ業界に対する厳しい意見も多分に含まれているが、そうした言葉の根底にあるのは、スタッフが心血を注ぎ込んで作品をつくっていることに対するたしかなリスペクトと、その仕事が報われてほ

    映画祭の役割は賞だけじゃない。押井守監督がほぼノンストップで語るアニメ文化の継承と業界の問題点 | CINRA
  • 『LAMB/ラム』のアダは何者か? かぐや姫や桃太郎、『遠野物語』の河童ら日本の民俗学視点から考察する | CINRA

    アイスランドの山間に住む羊飼いの夫婦と、羊から生まれた「羊ではないなにか」をめぐる映画『LAMB/ラム』。「禁断(タブー)」とされるその子羊(小羊)は、どんな存在であると考えられるか? 日の民俗研究上の視点、さらにキリスト教の視点を交えながら、民俗学者の畑中章宏が考察する。 ヴァルディミール・ヨハンソン監督の『LAMB/ラム』は、動物と人間のあわいにあるものをめぐる幻想的で怪異で、美しい物語である。 アイスランドの人気の少ない山間に、牧羊を生業にする1組の夫婦が暮らしている。ある日、1頭の羊が産まれる。2人にとって、日常的な出来事だったが、そのときに産まれてきた子羊は異様な姿をしていた――。 ユーラシア大陸の東の海上に位置する日と、西の海に浮かぶアイスランドでは、宗教や信仰、習俗は当然異なった様相をみせる。私は日列島の信仰、伝承を研究しているものなので、そうした立場からこの不思議な作

    『LAMB/ラム』のアダは何者か? かぐや姫や桃太郎、『遠野物語』の河童ら日本の民俗学視点から考察する | CINRA
  • アニメに電子音楽 日本のカルチャーとポーター・ロビンソンの蜜月 | CINRA

    アニメや電子音楽などをはじめ、日文化に関心を持ち、深い想いを抱いているポーター・ロビンソン。 たとえば、長谷川白紙も出演したオンラインフェス『Secret Sky 2020』でポーターは、アニメ『ちょびっツ』のオープニングテーマであるRound Table“Let Me Be With You feat. Nino”や、パソコン音楽クラブ“hikari feat.長谷川白紙”、宇多田ヒカル“Heart Station“を印象的にプレイしていた。また高木正勝を「ヒーロー」と呼び敬意を寄せていることに加えて、不定期で更新されているSpotifyのアーティストプレイリストでも、その趣向をうかがい知ることができる。 これらのことは一体どんな意味を持つのだろうか? この記事をまとめて私は、ポーターの感覚には単なる個人の趣味嗜好を超えた何かがあるはずだという確信を強めた。そしてその感覚は、この国で

    アニメに電子音楽 日本のカルチャーとポーター・ロビンソンの蜜月 | CINRA
  • 青葉市子の新AL『アダンの風』詳細発表&原美術館でのライブ配信も | CINRA

    青葉市子のニューアルバム『アダンの風』の詳細が発表された。 12月2日にリリースされる『アダンの風』は「架空の映画のためのサウンドトラック」を1つのテーマに据えて制作されたアルバム。1月に青葉が長期滞在した沖縄の島々で着想、執筆した、「その島には、言葉がありませんでした」という一文から綴られる物語に基づいて創作がスタートし、先行配信された“Porcelain”を含む全14曲が収録されている。 作曲、編曲の共同制作者として梅林太郎が参加。室内楽編成を取り入れたサウンドスケープになっているという。全曲のレコーディングおよびミックスを葛西敏彦(studio ATLIO)、マスタリングをオノセイゲン(Saidera Mastering)が担当。葛西は作曲の段階からサウンドデザインとして加わった。 ジャケットは『アダンの風』のアートディレクションを担当する小林光大が海中で撮り下ろしたもの。CDジャケ

    青葉市子の新AL『アダンの風』詳細発表&原美術館でのライブ配信も | CINRA
    gurinekosan
    gurinekosan 2020/11/18
    「オンラインライブ『Hara X Ichiko Aoba quiet solo concert “Windswept Adan”』が12月2日20:00からLIVEWIREで配信」原美術館のカウントダウン厳しい。
  • 『攻殻機動隊』シリーズの楽曲50曲をハイレゾ収録したUSB&SHM-CDリリース | CINRA

    攻殻機動隊 superb music high resolution』のUSB、SHM-CDが2021年1月20日にリリースされる。 川井憲次、菅野よう子、Corneliusらが手掛けた『攻殻機動隊』の音楽集となる同作には、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『イノセンス』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『攻殻機動隊ARISE』の主題歌、挿入歌50曲をハイレゾで収録。 金属製ケースにロゴ刻印、紙製ボックス入りとなるプリレコーデッドUSBには96KHz/24bitWAVのハイレゾ音源とAAC音源、歌詞データが収められる。金属製丸缶入りの高音質SHM-CDには全てのCDプレーヤーで再生できる高品質CD「SHM-CD」を採用。いずれも完全生産限定商品となるため、確実に入手希望の場合は9月10日までに要予約とのこと。予約特典は「GHOST IN THE

    『攻殻機動隊』シリーズの楽曲50曲をハイレゾ収録したUSB&SHM-CDリリース | CINRA
    gurinekosan
    gurinekosan 2020/07/27
    「川井憲次、菅野よう子、Corneliusらが手掛けた『攻殻機動隊』の音楽集」ちとお値段が張りますね。
  • 大友良英が『いだてん』音楽で伝える「敗者がいて歴史ができる」 | CINRA

    オリンピックと日の近代化を扱ってきた『大河ドラマ「いだてん」』もいよいよ完結間近。日初のオリンピック日本代表、金栗四三(かなくり しそう)から始まり、1964年の『東京オリンピック』誘致の立役者である田畑政治(たばた まさじ)へと主役をバトンタッチして進んできた1年間は、スポーツのみならず戦争政治、さらには落語の世界から見た近代史をテーマに含み入れ、時代が大きく揺れるいまだからこそ見られるべき物語へと拡張してきた。 CINRA.NETでは、その音楽を担当した大友良英に7月のサントラ後編のリリースで1度インタビューをしているが、11月にリリースされたばかりの最後のサントラ「完結編」について、あらためて話を聞く機会を得た。たった約4か月のあいだに芸術文化政治の関係はめまぐるしく変わったが、大友はこの急激な状況の変化をどのように受け止めているのだろうか? また、この変化は『いだてん』後半

    大友良英が『いだてん』音楽で伝える「敗者がいて歴史ができる」 | CINRA
    gurinekosan
    gurinekosan 2019/12/06
    いだてんのOPは、大友さんの音楽と、横尾さんの題字と、山口晃さんのタイトルバック画だけでがっつり満ち足りるのに、毎週イジリがある贅沢さもある。
  • 大友良英が『いだてん』に感じた、今の時代に放送される必然性 | CINRA

    2019.08.13 Tue Sponsored by 『大河ドラマ「いだてん」オリジナル・サウンドトラック 後編』、『GEKIBAN 2 -大友良英サウンドトラックアーカイブス-』 現在、絶賛放送中の『大河ドラマ「いだてん」』。オリンピックを背景に、明治から昭和までの時代を描く異色のドラマは、来年に迫る2020年の東京オリンピックとも共鳴して、「日人はどこから来て、どこへ行くのか?」をスポーツを通して伝えようとしている。 そんな意欲作の劇伴を担当するのが、音楽家の大友良英。NHKでたくさんの楽曲を作ってきた大友は、すでに伝説ともいえる『連続テレビ小説「あまちゃん」』チームとともに、『いだてん』の音楽世界を作ろうとしている。感動の最終回に向けて、最後の作曲作業に打ち込む大友に話を聞いた。 宮藤官九郎に珍しく相談。『あまちゃん』“潮騒のメモリー”はこうして生まれた ―『大河ドラマ「いだてん

    大友良英が『いだてん』に感じた、今の時代に放送される必然性 | CINRA
    gurinekosan
    gurinekosan 2019/08/14
    「大友:ディレクターの井上さんが最初にやりたかったのは、同じ時代の「戦争」を描くことだったんですよ。もっというと近代、明治維新から現代のあいだのことを描きたかったんだと思います」
  • 『都市×モニュメント×カタストロフィ』展 タルコフスキー作品の上映も | CINRA

    展覧会『都市×モニュメント×カタストロフィ』が、4月14日まで神奈川・川崎市市民ミュージアムで開催されている。 1988年に「都市と人間」を基コンセプトに据えて開館した川崎市市民ミュージアム。コレクションの収蔵数は26万点におよぶ。 同館の開館30周年を記念して行なわれる『都市×モニュメント×カタストロフィ』展では、設立コンセプトである「都市と人間」というテーマから「都市×モニュメント×カタストロフィ」をキーワードに、川崎、パリ、東京の3都市の都市像に焦点当てる。会場では川崎市市民ミュージアムの博物・美術コレクションから約240点を紹介。展示は「川崎×工場×開発」「パリ×建築×コミューン」「東京×娯楽×関東大震災」の3パートで構成される。 関連イベントとして2月16日、17日、23日、24日に特集上映『ソヴィエト映画特集』を開催。アンドレイ・タルコフスキーと彼に師事したコンスタンチン・ロ

    『都市×モニュメント×カタストロフィ』展 タルコフスキー作品の上映も | CINRA
    gurinekosan
    gurinekosan 2019/01/26
    2019年1月26日(土)~4月14日(日) - 川崎市市民ミュージアム / "展示は「川崎×工場×開発」「パリ×建築×コミューン」「東京×娯楽×関東大震災」の3パートで構成"
  • インターネットのパイオニア、核P-MODEL・平沢進インタビュー - インタビュー : CINRA.NET

    来年でP-MODELデビュー40周年を迎える平沢進。「テクノポップ御三家」と言われたP-MODELを、その絶頂期に路線変更。インターネットには黎明期から注目し、いち早く「インタラクティブライブ」やダウンロード配信を行うなど、未開の地を切り開いてきた。常に時代の一歩先を見据えてきた平沢から、次世代を担う若者たちへのメッセージをお届けする。 それまでミュージシャンは「ミュージシャン」であるために、妥協がたくさん必要でした。 —平沢さんは、インターネット黎明期から積極的にインターネットを活用されてきました。そもそも、インターネットのどこに魅力を感じたのでしょうか。 平沢:1980年代の終わり頃からデジタル技術が著しく発達し、ミュージシャンが「個人」でできる範囲もどんどん広がっていきました。その頃から、音楽制作から流通に至るまでのプロセスにおける最後の部分、つまり「情報発信」とダウンロードを含めた

    インターネットのパイオニア、核P-MODEL・平沢進インタビュー - インタビュー : CINRA.NET
    gurinekosan
    gurinekosan 2018/12/17
    「BBSをネットから拾ってきて」「仕組みを調べ上げ」「掲示板を、販売サイトに変えてしまった」知識無いのにプログラムを自力で解析する平沢さん凄い。
  • 「1968年」を回顧する展覧会に赤瀬川原平、横尾忠則、唐十郎、寺山修司ら | CINRA

    展覧会『1968年 激動の時代の芸術』が、11月11日まで千葉・千葉市美術館で開催されている。 「全学共闘会議」や「ベトナム反戦運動」などが行なわれた「1968年」の芸術状況を回顧する同展。会場は「激動の1968年」「1968年の現代美術」「領域を超える芸術」「新世代の台頭」の4つのセクションで構成され、絵画、写真、立体、トリックアートなど現代美術を中心に約400点を紹介する。また1968年にオープンし、三島由紀夫や川端康成、澁澤龍彦らが訪れたというサイケデリックディスコ「MUGEN」のライティングショーを、MUGENのプロデューサー浜野安宏の協力のもとマルチプロジェクションで再現。 出展作家は、磯崎新、赤瀬川原平、高松次郎、ゼロ次元、横尾忠則、宇野亜喜良、寺山修司、唐十郎、シュウゾウ・アヅチ・ガリバー、土方巽、林静一、森山大道、関根伸夫、田名網敬一ら。 9月29日にはシュウゾウ・アヅチ・

    「1968年」を回顧する展覧会に赤瀬川原平、横尾忠則、唐十郎、寺山修司ら | CINRA
  • 岡﨑乾二郎が日本の現代美術史を徹底解説、転機は1980年代だった | CINRA

    の現代美術にとって、1980年代とはどんな時代だったのか。観念的な1970年代、サブカルチャー的な表現が隆盛した1990年代といったイメージに比べると、その狭間の時代はどこか掴みづらい。しかしこの時代にこそ、現在の美術の源流があるのでは? そんな問いを掲げる『起点としての80年代』展が、金沢21世紀美術館で開催されている。 1980年代に格的に活動を始めた世代を中心に、19作家が出品。「時代」という切り口ゆえに実現した異質な作家たちの並びに、当時のシーンへの想像力が自然と膨らむ。 この展覧会の冒頭で、1981年に開催されたデビュー個展を再現しているのが造形作家の岡﨑乾二郎。岡﨑といえば、絵画から彫刻、建築、絵までを手がけ、旺盛な批評活動でも知られる現代の総合芸術家と呼ぶべき存在だ。今回は、金沢21世紀美術館館長・島敦彦にも同席してもらい、岡﨑に当時の関心や1980年代の美術がもたら

    岡﨑乾二郎が日本の現代美術史を徹底解説、転機は1980年代だった | CINRA
  • アニエス・ヴァルダ監督の東京初個展『Bord de Mer』、映像&写真作品紹介 | CINRA

    アニエス・ヴァルダの個展『Bord de Mer』が、6月12日から東京・原宿のBLUM & POEで開催される。 1928年にベルギーのブリュッセルで生まれ、「ヌーヴェルヴァーグの祖母」と称される映画作家のアニエス・ヴァルダ。フランス・パリを拠点に活動し、1965年の『幸福』で『ベルリン国際映画祭』銀熊賞、1985年の『冬の旅』で『ヴェネチア国際映画祭』金獅子賞を受賞したほか、2003年からは立体作品やインスタレーションを発表している。夫は映画監督のジャック・ドゥミ。 アニエス・ヴァルダにとって東京では初の個展となる同展では、「過去」「永続性」「現在」の異なる3つの時間軸を描いた映像インスタレーション『Bord de Mer』を中心に紹介。さらに1950年代から1960年代にかけて制作された「」をモチーフとしたビンテージプリントも展示される。6月19日にはオープニングレセプションを実施

    アニエス・ヴァルダ監督の東京初個展『Bord de Mer』、映像&写真作品紹介 | CINRA
    gurinekosan
    gurinekosan 2018/06/12
    2018年6月12日(火)~8月4日(土)/ 日・月休 / 11:00-19:00 / 原宿 BLUM & POE
  • ピクサーCOOのジョン・ラセターが不適切な行為 半年間休職に | CINRA

    ハグやキスをすることで有名だったジョン・ラセター トイ・ストーリー』『カーズ』 などの作品を監督し、『アナと雪の女王』 をはじめとする数々のアニメーション作品で製作総指揮を務めたジョン・ラセターが、セクハラの発覚によって6か月間休職することがわかった。 ジョン・ラセター By Eric Charbonneau (From the photographer, Eric Charbonneau) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオおよびピクサー・アニメーション・スタジオのチーフクリエイティブオフィサー(COO)であるジョン・ラセター。アメリカ映画メディア『ハリウッド・レポーター』によると、ラセターは従業員や業

    ピクサーCOOのジョン・ラセターが不適切な行為 半年間休職に | CINRA
    gurinekosan
    gurinekosan 2018/06/09
    ラセター何やっとるねん…
  • 「飴屋法水たち」が作・演出、HEADZが贈る舞台『スワン666』6月上演 | CINRA

    舞台『スワン666』が、6月19日から東京・BUoY北千住アートセンターで上演される。 飴屋法水を含む数名が「飴屋法水たち」名義で作と演出を手がける同作。HEADZを主宰する佐々木敦と飴屋が数年にわたり温めてきた企画だという。出演者には山縣太一(チェルフィッチュ)、加藤麻季(MARK)、小田尚稔、飴屋法水、中原昌也が名を連ねている。美術と音楽は中原昌也、振付は山縣太一、装置群は渋谷清道、飴屋法水が担当する。 チケットの予約受付はPeatixで6月2日12:00から開始。

    「飴屋法水たち」が作・演出、HEADZが贈る舞台『スワン666』6月上演 | CINRA
  • 森美術館で『建築の日本展』 名建築の大型模型やライゾマ新作など約400点 | CINRA

    『建築の日展:その遺伝子のもたらすもの』が、4月25日から東京・六木の森美術館で開催される。 同展では、古代からの伝統を礎としながら、独創的な発想と表現を内包している日の建築に着目。木造文化や固有の美学、西洋から見た魅力など、日建築の特性をテーマに9つのセクションで編成し、古代から現代まで脈々と潜む日建築の「遺伝子」について考察していく。 安藤忠雄『水の教会(星野リゾート トマム)』1988年 北海道 画像提供:星野リゾート トマム 会場には、現存する日最古の茶室建築で京都・妙喜庵にある千利休の茶室『国宝・待庵』の原寸再現、丹下健三が桂離宮などの日の古建築を再解釈して設計した、今は現存していない『自邸』を1/3スケールで再現した巨大模型、中銀カプセルタワーといった名建築をレーザーファイバーで再現したライゾマティクス・アーキテクチャーの体験型新作インスタレーションのほか、建築資

    森美術館で『建築の日本展』 名建築の大型模型やライゾマ新作など約400点 | CINRA