これも大阪の橋下市長の発案ですが、所定の学力に到達しない生徒はたとえ小中学生でも留年や科目の再履修をさせるべきだという案が議論されています。そもそものアイディアは教育評論家の尾木直樹氏で、小中学校での学力の底上げを図るには必要だというのです。(尾木氏ご本人は大げさに取り上げられて困惑しているようですが) 確かに、今の日本の小中学校では、何らかの理由で全休しても卒業証書が出るという運用がされており、結果的に学力不足のまま高校へ行ってしまう子供が存在するのは防げないわけです。高校の「底辺校」では「6桁の数字が読めない」などという衝撃的なレポートもあるわけで、結果的には高校を中退することで貧困層を生み出しているとも言えるわけです。 私は留年はともかく再履修に関しては基本的には賛成です。いじめや不登校の原因になるとか、同級生意識を壊すので可哀想だという意見もありますが、生きてゆくのに最低限必要なス
大前提として客も店も細かいことはゴチャゴチャ言わないし、とりわけ中堅以下の企業化されたファミレス系やファーストフード系に至っては、サービスの水準はかなり低いという問題があるわけです。その点では、日本とは全く別世界で比較の対象にはならないのですが、個別の問題では参考になる点もあると考えて箇条書きにしてみました。 (1)役割分担がハッキリしています。例えば、注文を取るのは「サーバー」、最初に接客して客をテーブルに誘導するのは「ディスパッチャー」などという「専任」ですし、料理を運んだり皿を下げる専門の「アシスタント」など接客だけでも細かく分かれています。厨房の中も役割分担が明確です。 (2)職務内容は契約書で明確になっています。ですからコストカットのために、ある仕事を他の人間にカバーさせるなどということは不可能です。また契約に書いてあることは双方が履行しなくてはなりません。野球の井川慶選手がヤン
「Desire HD」や「EVO WiMAX」などのハイエンドスマートフォンでおなじみのHTCが、スマートフォンブームを追い風に驚くべきペースで成長を遂げ、時価総額で携帯電話業界最大手のNOKIAを追い抜いたことが明らかになりました。 なお、上記写真はデュアルコアCPU、高解像度裸眼3D液晶、3Dカメラ、WiMAXおよび3G通信機能を備えた超ハイエンドスマートフォン「HTC EVO 3D」のものです。 詳細は以下から。 HTC Passes Nokia in Market Cap | John Paczkowski | Digital Daily | AllThingsD この記事によると、2011年4月現在、HTCの時価総額は約338億ドル(約2兆8768億円)に達し、携帯電話業界最大手のNOKIAの時価総額約328.4億ドル(約2兆7892億円)を抜き去ったことが明らかになったそうです
[読了時間:3分} オフショア開発で培った技術力と貧困国市場に対する理解の深さで、インドが世界のイノベーションセンターになるのではないかー。その仮説の下、2月下旬にインドに行ってきたのだが、実際に幾つかのビジネス領域でその兆しを見ることができた。1つはケータイコンテンツの領域。関係者によると、ケータイコンテンツはインドで既に大きなビジネスになりつつあり、さらには同じコンテンツをアフリカや中東に横展開する動きも加速してきているようだ。 インドの財閥Bhartiグループとソフトバンクとの合弁会社Bharti SoftbankのKavin Bharti Mittal氏は「インド人は娯楽が大好き。だが低所得者層にはテレビのない家庭もある。一般的な娯楽はラジオが中心。そんな中、6億人がモバイル端末を持った。モバイル端末を通じた娯楽コンテンツの潜在市場は巨大だと思う」と語る。 ある日系企業のインド駐在
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