USBメモリーにそっくりな外観ながら、桁違いの転送速度を誇るスティック型のSSDが存在感を増している(図1)。USBメモリーの携帯性とSSDの速度をいいとこ取りしたようなストレージだ。小型で持ち運びしやすく、読み書き速度はUSBメモリーを圧倒。大容量の製品があるのもうれしい。32GBや64GBなどが普及帯のUSBメモリーと違って最大2TBまでカバー。小型、高速、大容量の三拍子がそろって使い勝手も抜群なスティックSSDの魅力を探っていこう。 図1 スティックSSDは、形状もサイズもUSBメモリーそっくりなスティック型の外付けSSDだ。さらに小型化したサム型の製品もある。注目すべきはその転送速度で、スティック型もサム型もUSBメモリーを圧倒する。内蔵するコントローラーやフラッシュメモリーが高性能なためで、より高速なUSB規格に対応した製品もある。スティックSSDの魅力を掘り下げていこう