＜Rock & Roll Hall Of Fame 2011(ロックの殿堂 2011）＞のノミネートが発表された。対象となるのはデビューして25年以上が経つミュージシャン。“まだ殿堂入りしてなかったっけ？”と思う大ベテランに加え、デビューからもうそんなに経つのかと思われるアーティストの名が挙がっている。 2010年は、アリス・クーパー、ビースティ・ボーイズ、ボン・ジョヴィ、シック、ニール・ダイアモンド、ドノヴァン、ドクター・ジョン、J.ガイルズ・バンド、LLクールJ、ダーレン・ラブ、ローラ・ニーロ、ドナ・サマー、ジョー・テックス、トム・ウェイツ、Chuck Willsの15アーティストが候補となっている。 T・レックス、キッス、ザ・スミスらも予想されたが、その名はなかった。 殿堂入りするアーティストは500人以上の音楽業界関係者からの投票により決定。12月に発表され、2011年3月にセレモ

「究極のヴァイオリン100曲」という、魅惑のキャッチコピーが冠されたCDアルバム『ベスト・ヴァイオリン100』が9月22日に発売となった。シリーズで計250万枚を突破している大ベストセラー『ベスト・クラシック100』の最新商品である。 ヴィヴァルディ「四季」、バッハ「ブランデンブルク協奏曲」、サラサーテ「カルメン幻想曲」、エルガー「愛の喜び」、モンティ「チャルダッシュ」、ドヴォルザーク「ユーモレスク」など、有名曲が全100曲、バリエーションに富んだ演奏がCD6枚にわたって綴られている。 これだけの楽曲が一同に揃って3,800円（税込）というありがたい価格設定も、ヒットを後押しする強力な推進力となるだろう。ご注目を。 『ベスト・ヴァイオリン100』 TOCE-56331-36　2010年09月22日発売 3,800円（税込） ●DISC1 ヴィヴァルディとイタリアのバロック作品 〈ヴィヴァル

ネクストブレイク・バンドの筆頭に挙げられ、熱い視線を浴びているDirty Old Menがミニアルバム『somewhere』を9月15日にリリース。「前に進もう」という意味を込めたタイトルを持つ今作は、5曲の中で「喜怒哀楽」全ての感情の物語が展開される作品になっている。彼らの肉声を聞くべく敢行したインタビューの後編を紹介しよう。 ――音楽は空気で見えないものだから、何かを伝えるには、例えリスナーに見えていないレコーディングの現場でも、手を抜かずに熱いパフォーマンスで表現したいという気持ちの現れですね。全裸になったっていうのは。 高津戸：そうです！ 野瀧：それで、聴いた人が楽しいなって思ってもらえたら成功！ 高津戸：そうだよね。 山下：えっ？　この話はこの流れで良いの？　後悔しない？ 高津戸＆野瀧：大丈夫！ ――野瀧くんは、全裸でドラムを叩いたの？ 野瀧：いや、ドラムを叩いた時はちゃんと服を

1970年代プログレの雄、エマーソン・レイク＆パーマーのキース・エマーソンとグレッグ・レイクが揃って来日。2人だけでEL&P、ザ・ナイス、キング・クリムゾンの名曲を披露するというニュースを7/2付けでお知らせしたが、この来日公演が中止になった。理由は、キース・エマーソンに結腸ポリープが見つかり急遽手術を行なうためとのことだ。 ■キース・エマーソンからのメッセージ 日本の皆様へ 先日、ロンドンで通常の健康診断を受けましたが、その時に下部結腸にポリープが見つかり、医師の判断により直ぐに手術を受けることになりました。非常に残念なことに手術後は一定期間療養が必要となるため、10月初旬からのツアーは無理ということになりました。 私はこの状況の中でもポジティブに考えるようにしています。Emerson & Lake の日本ツアーを延期しなければならないのはとても悲しいです。チケットをご購入頂いた方々全員

Chloe（クロエ）が9月8日にフルアルバム『SweetBox -classical lounge-』をリリースした。 Chloeとは、2010年に結成されたラグジュアリー・アーティスト・チームで、参加プロデューサーは既にオリジナル・アルバムの発売や、iTunes、オリコン等でのチャートイン、またナショナルブランドや企業とのコラボレーションなど、国内外で多くの実績があるクリエーターが集まったプロジェクトだ。 彼らが手がけたこのアルバム『SweetBox -classical lounge-』は、Sweet Boxの大ヒット曲「Everything's Gonna Be Alright」のカバーや、生誕200周年で盛り上がるショパンの定番CM曲「Nocturne」、また新たにオリジナルの英詩とヴォーカルを加えたJ・Sバッハの結婚定番曲「Jesus, Joy Of Man's Desiring

90年代黄金期のエモを彷彿とさせる、プロミス・リング、スーパーチャンク直系の若きエモバンドがいよいよ8月25日セルフタイトル・デビューアルバム『エブリワン・エブリウェアー』をリリースする。本国アメリカではLPのみでリリースされアルバムだが、ここ日本で晴れてCDデビュー（新曲2曲をボーナストラックとして加えた日本盤アルバム）となる。 ◆エブリワン・エブリウェアー ～拡大画像～ エブリワン・エブリウェアーは、米国・ペンシルバニア州のフィラデルフィアを中心に活動する4人組。メンバー全員23歳、最新のインタビューでは「音楽をプレイすることや自転車に乗ることが大好きで、楽しいことをやって、楽しくないことはやるな。でも怠け者になっちゃだめだよ。ドラッグもだめ。Weezer最高！」と爽やかに答える好青年たちである。 彼らを語る上で欠かせないのが、プロミス・リング、ゲット・アップ・キッズ、スーパーチャンク

記録的な猛暑となった2010年の夏だが、8月で一番熱かったジャズCDは『THIS IS JAZZ　ベスト＆グレイテスト』であったという。このアルバムはブルーノートをはじめとした名門レーベルをまたがってジャズの名曲・名演ばかりが収録されたコンピレーション作品で、8月度のジャズ＆クラシック・チャート1位の座を獲得しているのだ（SIPサウンドスキャン調べ）。 本作が、発売から5週連続で1位を記録しているという銀座山野楽器本店のJAZZフロアのスタッフによれば「これはとにかく内容が良い。ジャズをじっくり聴きたいお客様とのニーズがバッチリ合った商品」と、ストレートに太鼓判を押している。店頭販売でCDをかけると、誰もが聴いたことのあるJAZZの名曲に人が集まり、CDジャケットのわかりやすさも手伝って手に取る人のほとんどが購入していくのだという。 この作品が売れている現象の重要なポイントには、今までジャ

今週の英シングル・チャートは、『X Factor』出身のアレクサンドラ・バークの「Start Without You」が初登場でトップに輝いた。2008年のデビュー・シングル「Hallelujah」以来、3枚目のNo.1シングルとなる。 2位／3位は先週と変わらず、ケイティ・ペリーの「Teenage Dream」、タイオ・クルーズの「Dynamite」がキープ。トップだったOlly Mursの「Plese Don't Let Me Go」は4位に後退した。 今週は1位のバークのほか、今週2ndアルバム『Science & Faith』をリリースするスクリプトのカンバック・シングル「For The First Time」（5位）、こちらもまた11月に新作『Above The Noise』をリリースするマクフライの「Party Girl」（6位）、オーディション番組『Must Be The M

写真／Yellow Magic Orchestra、ムーンライダーズ、東京スカパラダイスオーケストラ、RHYMESTER、サカナクション、pupa（高橋幸宏+原田知世＋高野寛＋高田漣＋堀江博久＋権藤知彦） 緑豊かな東京・都立夢の島公園陸上競技場で開催され、“親子連れ”で楽しめるフェスとして知られている＜WORLD HAPPINESS 2010＞。Yellow Magic Orchestraを筆頭に多彩かつ豪華な16組が集結し、8月8日に行われたライブの模様をＷＯＷＯＷが9月14日（火）夜9:00～放送することが決定した。 ◆＜WORLD HAPPINESS 2010＞ライヴ画像 ＜WORLD HAPPINESS 2010＞は、数あるフェスの中でも、親子連れにも好評を博し、今年で3年目を迎える新たな夏の“風物詩”的ライブイベント。会場である夢の島公園陸上競技場周辺は、都心の近くでありながら広