文科省の『全国学力・学習状況調査』の児童・生徒質問紙調査では,2012年度より,理科に関する設問がいくつか盛られています。その中の一つに,「理科の勉強は好きですか」というものがあります。 http://www.nier.go.jp/12chousakekkahoukoku/index.htm オーソドックスな設問ですが,これに対する回答を分析することで,児童・生徒の理科嫌い率を明らかにすることができます。子どもの理科離れがいわれていますが,その程度はどれほどなのでしょう。 上記の設問に対し,「どちらかといえば当てはまらない」あるいは「当てはまらない」と答えた者の比率をもって,理科嫌い率とみなすことにしましょう。 結果は,公立小学校6年生で18.2%,公立中学校3年生で37.9%です。ほほう。3年間で,理科嫌いの子どもの比率は倍増するのですね。学年を上がるにつれ内容の抽象度が増し,実験や観察
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